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平成3年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日:1992-01-16
平成3年第4回定例会(第4日目) 議事日程・名簿 開催日:1992-01-16

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  1. 石岡市議会 1992-01-16
    平成3年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日:1992-01-16


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                平成4年1月16日(木曜日)                 午前10時05分開議 ◯議長(金井一夫君) おはようございます。ただいまの出席議員数は21名でございます。定足数に達しておりますので、これより前会に引き続き本日の会議を開きます。  地方自治法第121条の規定により、出席した者は前会同様であります。  次に、本日の議事日程はお手元に配付いたしました議事日程表のとおりであります。  これより議事日程に入ります。           ───────────────────────  日程第1 一般質問 2 ◯議長(金井一夫君) 日程第1、一般質問。これより前会に引き続き市政一般に関する質問を行います。  11番・海老澤通弘君。              〔11番・海老澤通弘君登壇〕 3 ◯11番(海老澤通弘君) おはようございます。11番の海老澤でございます。質問に入る前に新しく市長になられました木村市長に心から敬意を表し、まことにおめでとうございます。心からお祝いを申し上げるものであります。昨年の12月の選挙は厳しい戦いでありましたが、市長、あなたはその選挙戦を圧倒的な勝利をおさめたわけであります。多くの市民は、木村市長の若さ、秘められた無限の可能性に大きな期待をし、その政治手腕を大きく問われるわけでもございます。そのような認識する1人でございますが、どうか五万余市民の幸せのために、健康に十分留意をされまして、任期中全力投球されることを心からお願いをする次第でございます。  それでは、質問に入るわけでございますが、一昨日来の質問で重複する面も多々あろうかと思いますが、私なりに角度を変えて質問をいたしたい、このように思うところであります。  まず、質問の第1点目は、市長の政治姿勢と政治公約についてであります。前にも述べましたように、今回の選挙戦のその主たる要因の中で、多くの市民は市長の政治公約に期することは、その占める部分が大変多かったと、このように認識をいたすものであります。市長は、みずから言っておられますように、常に公正、明朗、清潔でなければならないことは論を待たないところであります。このようなことを踏まえてお伺いをいたすわけでありますが、市長は現在でも学校法人石岡幼稚園の園長さんをしておられると思いますが、これに間違いございませんか。  次に、この幼稚園の1カ月当たりの父兄の負担金は幾らぐらいになっておるか。また、市からの1人当たりの補助金は1カ月どのくらいの金額になっておるか、この金額についてお示しを願いたいと思います。  次に、一昨日の質問にも出ておりますように、民法108条のこの法律に抵触することはないかどうか。双方代理の関係でございますけれども、市長の認識についてお伺いをいたしたい。  また、石岡幼稚園の定数と、現在の就園園児数をお聞かせ願いたいと思います。  次に、あなたの政治公約についてお伺いをいたしたいと思います。今回の一般質問の中でも木村市長の政治公約が過去の議員の質問でも圧倒的な比率を占めたわけであります。このことは市長といたしまして一番大事なことであり、また市民も一番高い関心を示しているわけであります。選挙戦の中で、あなたの政治公約によって、またあなたの選挙期間中の街頭演説などを聞いて、大半の市民はあなたの政策をよしと判断した結果と、このように認識をいたすものであります。以上の観点から、市長はこの公約実現に今任期中最大の努力をしなければならないわけでありますが、これらの公約実現に向かって、具体的に何点かについてお伺いをいたしたいと思います。  その中で、市長の言っておられます未来型福祉都市石岡、この計画についてでありますが、その中で市長が公約の中で言っておられます希望者が100%入居可能な大型高齢者施設老人ホーム)の建設、このことは現代の日本社会の中で、完全なる高齢化社会の中に突入したわけでありまして、この公約はまことに的を射た、そして現在の当市に置きかえた場合に、ただいま私どもが市内を歩きますと、老人ホーム、いわゆる寝たきり老人の入居の率が非常に狭く、当市には比較的こういう施設が少ない、他の市町村にお世話になっているような状況と考察をいたしております。そういう意味では、この未来型福祉都市計画の中の、この大型老人ホームの建設は市民も大きな関心を示しているところであります。そこでお伺いをいたしたわけでありますが、希望者が100%入居できると、こういう施設でございますが、希望者100%というのはあくまでも一定の基準があるやに判断をするわけですけれども、この100%、いわゆる人数的にどの程度を収容する施設なのか、これらについて市長のお考えをお伺いしたい。  また、この老人ホームの建設に当たりまして、この老人ホームは市営なのか、また個人経営なのか、それとも第三セクター方式をとるのか、これらについての市長の考えをお伺いしたい。
     また、有料化か無料化か、一部個人負担になるのか、これらについてもその考えをお示し願いたいと思います。  また、この施設の財政規模はどの程度になるのか。財政の見通し、あるいはその規模等についてお伺いをいたしたいと思います。もし、場所等についての構想があれば、これらについてもお示しを願えれば幸いと存じます。  次に、生き生きシティ石岡計画、新石岡市の中の生き生きシティ石岡計画の中で、何点かについてお伺いをいたしたいと思います。時代に対応した地域の特色が生きる市中心部商業ゾーンの活性化、これらについて市長の考えをお伺いしたいわけでありますが、御承知のように当市の旧商店街の衰退化は目をみはるものがございます。そういう意味では、過去の議会におきましても多くの議員が、旧市内の商店街の活性化についてるる論議をしておるところでございますが、残念ながら今日今まで決定的な施策がないのが現状と、このように考察をいたすものであります。そういう意味では、市長のこの公約の中で、地域の特色が生かされて、市の中心部の商業ゾーンの活性化、これらについて市長あなたは旧商店街の活性化にどのようなお考えを持っておるのか。また、昨日来の質問でも漠然とした答弁しか返ってこないように私は考えております。少なくともこのような政治公約をするに当たっては、何点かの自分の考えがあるのではないかと、このように思うとろころであります。市長のこの辺についてのお考えを示していただきたい、このように思うわけであります。  次に、未来型農業経済の研究機関の設置と援助、これについて当市を取り巻く農業情勢は米価を初めとする大きな農業問題として今日とらえておるわけでありますが、そういう意味での農業人のあなたのこの研究機関と、またこれらの設置について、未来型農業の研究機関の設置、これらについては大きな関心を持っておるわけでありますが、これらについての具体的な立案についてお聞かせを願いたいと思います。  次に、子供とお年寄りの触れ合いの場、子供の城、あるいは生涯学習センターの建設でございますが、市長は街頭演説のときにも、再三子供に夢とロマンを与える子供の城、この建設を意欲的に発言をされておったようでありますが、当市にレジャー施設のない、そして子供たちの比較的遊ぶ場所の少ない、そういう中での子供の城の建設というのは非常に大きな関心もあり、また期待もされておると、このように認識をいたすものでありますが、これらの計画、あるいはどのような規模で、どのよう経営方式をとろうとするのか、これらについて市長の考えをお伺いをいたしたい、このように思うわけであります。  次に、ゆとりと豊かさの石岡計画、これらについてお伺いをいたしたいと思います。その中の何点かについてでございますが、まず1点目は生活環境の施設、道路市内生活交通体系、上下水道など市民要望を的確に処理をし、また改善する市民サービスシステムを確立すると、このように公約をされておりますが、この新しい事柄の中で、市民サービスシステムとはどのようなシステムを考えておるのか、これらについての市長のシステム構想をお示し願いたい、このように思うわけであります。  次に、市政の女性の積極的な登用と、女性のパート、再就職などについて諸問題を処理する専門機関の設置、このような構想が打ち出されておりますが、これらについてどのような機関を設置するのか、お示しを願いたいと思います。  次に、教育費の父母負担の軽減、そして、保育園、幼稚園等の完全給食サービスの実施でございます。これらについて公立、私立、保育園、幼稚園のこの完全給食サービスの具体的な計画等についてお伺いをいたしたい、このように思うわけであります。  以上が市長の政治姿勢と政治公約についてでございます。  次に、南台団地の南台開発に対する諸問題について若干お伺いをいたしたいと思います。  南台の諸問題については、過去私は本議会において再三この問題を指摘してまいったわけでありますが、いよいよ住都公団によるフローラルシティ南台も、この3月をもって一応本部事務所がそこから撤退をする、このように仄聞をしております。このフローラルシティ南台も好評のうち市事業が完了をするわけでありますが、また比較的好況時に販売をした視点から、競争率も高く、評判も非常に高いように聞いております。そこで、私は過去の議会で指摘をしました公団の一角に中学校用地がございますが、過去の議会の質問の中で、将来はあそこに中学校建設を当初計画をしたわけでありますけれども、教育委員会の試算ではあそこには中学校を建てるまでの児童数が将来ふえないであろうと、現在の石岡中学校で十分吸収できると、このような判断を示したわけでありますが、そのためにあの中学校用地が宙に浮いているのが現状であります。このような観点から平成3年3月の議会におきまして、あの中学校用地を公共用地にぜひ残すべきだ、このような決議をなされたことは記憶に新しいところでございます。その執行部の答弁の中で、あそこの用地確保するのには、事業主体、いわゆる使用目的がはっきりしなければあの確保は難しい、このような答弁であり、その後も公団と交渉を続けるやの答弁であったわけであります。その後、公団との交渉はどのような経過をたどっておるか、関係者から答えを願いたい。また、新らしくなられました木村市長に、あの用地確保についてどのような認識を示されたか、この見解をお伺いをいたしたいと思います。  次に、コミュニティーセンター類似公民館等の建設の問題でございます。74.3ヘクタール、2,000世帯、7,400人の人口が張りつくという計画のもとに、るる整備をされた南台でありますが、残念ながらあの一角に集会所、あるいはコミュニティーセンターなるものが建設をされてないということから、自治団体から再三市の方に要望が出されてきたわけであります。その結果、市と公団の今後の交渉課題という議会答弁でございましたが、現在コミュニティーセンター、あるいは類似公民館等についての交渉経過はどのような経過をたどっておるかお伺いをいたしたいわけであります。  次に、南台駅の公衆トイレの設置でございます。この問題も私は過去の議会において取り上げた1つでございますが、立派な駅舎ができ、そして利用者も月々増加をたどり、立派な駅舎になったわけでありますが、残念ながらあそこの場所にトイレがない。将来の南台の中心的な駅でありながら、公衆電話、あるいは郵便ポストの設置等もされたわけでありますが、公衆トイレが欲しいというような要望もございますが、現在公団との交渉はどのよう経過をたどっておるかお伺いをいたしたいと思います。  次に、道路交通網諸問題について何点かお伺いをいたしたいと思います。  当市を取り巻く道路事情は、極めて厳しい状況であるわけであります。道路体系の整備が当市の将来を左右する大きな課題であるといっても過言ではないわけであります。昔は交通の要衝と言われました当石岡市も、現在では交通の悪所とまで言われ、朝夕の交通情報に石岡市山王台、石岡市幸町の混雑状況が報じられない日が珍しいほどの恒久的な6号国道の渋滞でございます。このような6号の状況を見ますときに、1日1万5,000台の車両が比較的スムーズな交通量の限界と言われるわけでありますが、現在は3万台から3万5,000台の通過車両と仄聞をしております。こういう意味では、この6号国道のバイパスを早急に完成をさせなければならないわけでありますが、残念ながらいまだ路線の発表がないのが現状であります。6号国道の混雑から当然ながらドライバーはすいてる道路へ、幹線道路へ、県道へ、市道へ、生活道路へ、しいては通学路へと車が集中をし、極めて事故率の危険度の高い道路状況と言っても過言ではないと、このように私は思うところであります。そこで、お伺いをいたすわけでありますが、今日まで6号バイパスについての執行部の建設省、あるいは常陸工事事務所との交渉の経過、あるいは新しく市長になられました木村市長の6号バイパスについて取り組む認識の問題、これらについてお伺いをいたしたいと思います。  次に、広域農道関係についてお伺いをいたします。6号国道のバイパス的要素を持っております、いわゆる広域農道中津川、三村、千代田へ通じるこの道路でございますが、高浜、あるいは三村地内は道路が極めて狭隘であり、危険率が非常に高いわけでございます。これらについても早急な対策が必要と思うわけでありますが、今日までの地権者との交渉、あるいはそれぞれの機関との交渉経過、進捗状況について所轄が2つに分かれておりますので、経済部、あるいは建設部それぞれの担当者から交渉経過等についてお伺いをいたしたいと思います。  次に、通学路について若干お伺いをいたします。  通学路については、児童、生徒が楽しく、しかも安全に通学ができ、そして安心をして勉強やスポーツにいそしむために、我々大人の責任として快適な道路環境を整備することが務めでもあるわけであります。過去においてもあの場所に信号機があったら、あの場所に横断道路があったら、あるいは横断歩道橋があったら、そしてガードレールがあったらと、当然防げたと思うような大きな事故、死亡事故等が何件も発生をいたしておったわけであります。特に、小学校におかれましては、反射神経のまだ発達してない子供たちは車のスピードと自分の判断の甘さから、比較的ドライバーには気のつかない事故が発生しやすい、そのようにも言われておるわけであります。そういう意味では通学路の安全に万全を尽くしていかなければならない、このように思うところであります。特に、朝の通学時期には、それぞれの学校関係者、あるいは父兄、立哨指導の担当者とが大変お骨折りをいただいておるようでありますが、そういう意味では通学路の整備にはより優先的な施策を施していかなければならない、このように思うわけであります。その中で何点かについてお伺いをいたしてみたいと思います。  特に、私どもの関係しております南小学校でございますけれども、執行部のお骨折りから本年、平成3年度に立派な歩道橋が建設をされることになりましたことは、関係各位の努力に対し、心から感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。通学路の問題で南小学校で現在一番遠い地区からと申しますれば、前原地区からの通学でございますが、南台の接点ここまでの間に過去の議会でも問題になり、また陳情等もなされておるわけでございますが、三角形の2辺を通るような大変遠回りをしながら、途中危険率の高いところを現在通学をしておるわけであります。そういう意味では、現在の通学路の一部変更等も学校で審議をされ、また近いうちに教育長に通学路の変更について陳情、あるいはそういうものが出されるような動きを察知をしておりますけれども、同時に前原から、いわゆる現在の通学路、総合体育館の十字路、あるいは鈴木板金、小川道に出ましてのまた南台と今の道路を一部変更をし、前原地区から解体屋さんの前、そしてこちらの羽成木工所の前を通過して、今度の南台のメイン道路、友部整形前の道路に通じる、このような一部変更をされたわけでありますが、途中非常に道路が狭隘であり、また凹凸の激しい歩道の整備されてない部分がございます。数年前の陳情、この結果採択をされ、現在に至っておるわけでありますが、これらについてのその後の執行部の計画はどのようになっておるのかお伺いをしたい。  また、東小学校の中で東大橋から八軒台、ここに設定をする、いわゆる石岡酒造から大橋寄り100メートル先付近に非常に一たん雨がふりますとかまぼこ状の道路事情から、左右に水たまりができ、生徒は道路の中央に出なければ通学できないような状況にございます。これらについても早急な、道路問題点について改修をする必要があるやに思うわけでありますが、これらについて執行部はどのような考えを持っておるのか、お伺いをいたしたい、このように思うわけであります。以上第1回目の質問を終わりたいと思います。 4 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 5 ◯市長(木村芳城君) おはようございます。海老澤議員の御質問に答弁をいたします。  私の方から何点かありますことにつきまして、御答弁を申し上げるわけでありますが、各詳細の部分について、担当部の方から御説明をさせますが、お願いをしておきたい思います。  最初に、私の政治姿勢の中での公約等でございますが、園長職でございますが、私現在石岡幼稚園の園長であります。この園長職につきましては、108条につきましても私が1番最初に問題があるんではなかろうかと、こういうことで石岡幼稚園は私学でありますから、私学は県の教育庁総務課の管轄でありますので、当選してからすぐに電話でこのことを聞いたわけであります。それで今、園長職につきましては、県の方の御指導をいただいている状況であります。それで学校法人でありますから、理事会を開いて対処をしていかなければならんだろうと、こういうようなことは電話で現在受けておりますので、4月の新年度始まる前までには県の指導を受けながら対処していきたいと、このようにしている状態であります。  次に、公約の中での何点かでございますが、今までも2日間にわたって答弁してまいりましたことを踏まえて海老澤議員に御答弁申し上げるわけでございますが、未来型福祉都市石岡計画の中での希望者が100%入居可能な云々という公約でありますが、前の議員にも御答弁したように、そういうような高齢者がこれからふえていく石岡にも、当然第三次総合計画にもそのような福祉を唱えているわけでありますので、それを踏まえて私もその推移を見ながら、このようなことを私なりにも考えなきゃならないという大きな観点で出していたわけでございます。それでこの希望者の施設が公か私か、それとも無料なのか、有料で考えてるのか、できれば場所的なこともと、こういう御指摘でございますが、ただいま申し上げましたような状況で、鋭意私もこれに努力して進めていきたいと、こういうことで私の3つの基本計画の中の1つでやったわけであります。そういうことでありますから、現在のところ市が、それとも私がと、それから場所の設定等につきましても、発表するというような状況にはなっていないと、こういうことで御理解をいただきたいと思います。  生き生きシティ石岡のことで、市の中心部の活性化ということでありますが、前日も御答弁申し上げましたように、私は人が集まっていただくと、人が石岡に来てもらう、こういうことが活性化につながるというようなことを前提に置きながら進めていきたい。石岡の地域の特色が何であるかということを踏まえても、私は落ち込んでしまったんではなかろうかと、そういう点から商店会の方々と、それから商店街の役員の方々と、いつでも会ってお話を聞かせてもらいたいという姿勢で臨んでいきたい、そういうことでおります。  それから、農業の研究機関の件でありますが、私も農業の中で生活をしている1人といたしまして、この選挙戦にそちこちにお伺いして、私は農業の大切なことは生産も必要ですけれども、流通機構をみんなで勉強しなければならないときではないでしょうかと、こういうことを各地域に行ってお話もして回ってきた1人であります。そういう点から私は生産のものと、それから流通機構等についてのものをしていかなければならないと、こういうことを踏まえながら、この時点を考えていたわけであります。  次の、触れ合いの子供の城であります。海老澤議員御指摘のとおりに、私もこのことにつきましては有権者の皆さん方に御理解を賜りたいということで、あっちこっちでお話したことは事実であります。私は歩いてて老人から2~3人の方々が縁側の先でおしんこを食べて話をしていた場所に入りました。そのときに私はそのおばあちゃんに「おしんこもまんじゅうも常々に食べられる場所が1室でもあっらたいいね」ということを聞かされたときに、私は預かっている子供とこのおばあちゃん、おじいちゃんと一緒にどこかで話し合い、そして孫の褒め、嫁の悪口も言えるのはいいなという話で合ってきたのが触れ合いの場所石岡で欲しいということであります。どうかそういうようなことで、大きくとらえた子供の城というようなことでありますので、御理解を賜りたい。  次に、ゆとり豊かな石岡でございますが、1点目の生活、その点から入りましての市民サービスシステムの確立でありますが、御指摘のとおりに私も海老澤議員と同じに議員生活をやってきて、そちこち見せて歩いた1人といたしまして、交通網の体系は十二分に先に道路をつくることも必要ですが、やらなければなりませんけれども、体系をみんなで考えてみたらどうかなと、例えばできないと思いますけれども、ここが一方通行の場所になったり、それからここを迂回して全体に回れる場所があったらどうなんだろうと、こういうようなことをそっちこっちで聞かされながら、見ながらいた1人でありますから、このようなことをとらえながら、市民の声が今こういうところはどうなんだということをすぐに市民の中、行政の方で対応できればということで、いるわけであります。これは庁舎の中にも機構改革も考えながら、こういうようなものも入れていかなければならないでしょうと、こういうふうに思っているわけであります。  次に、女性のパート的要素と積極的なものでありますが、やはり社会教育委員会1つとりましても、25名の定員の枠で女性の発言する機会が少ないのではなかろうかと、そういうようないろんな点からも、それから女性が今家でいろんなことをしておりますけれども、その中の1時間、2時間でもいいから何かの状態でお役に立っていただけるようなことを各公民館活動とか、各地域でのボランティア活動にでもお願いできればということを私は考えている1人でありましたから、女性の進出を特にいろんな分野に出ていただきたい。また審議委員会とか委員会とか、そういうところにも望みたいなと、石岡はまだ女性議員が誕生いたしませんけれども、そのようなことも場所によっては聞かされた地域もありました。  次に、父兄負担の軽減と給食のものでありますけれども、過日も御指摘されましたときに御答弁いたしましたが、給食の件で完全給食か一部給食かのヤクルトとそういうようなお話をいたしましたが、私も御父兄が白い御飯だけ持ってきて、おかずを何とかして、好き嫌いをなくすためにも何とかできませんかということを各幼稚園の先生方からも聞いておりましたものですから、そのようなことをとらえながら過日も答弁したようなことでありますので、海老澤議員にも同じようなことで御理解を賜りたいということであります。  次の、大きな項目でございますが、南台の諸問題につきましては、中学校の確保、私も審議委員会の役員といたしましても、常々に南台を見ていた1人でありますから、御指摘のようにすばらしい土地があそこにあることは十二分に理解している1人でありますので、担当者、今までの経過をよく聞きながら、これからの状況を進めていきたいというふうに考えております。  コミュニティーセンター、それから公衆トイレのことにつきましても、本当に御指摘のとおり今考えておかなければならないだろうというふうに思ってるわけであります。  次に、3点の道路問題でありますが、6号バイパスその他につきまして、市長の取り組み方の御指摘でありますが、私もそのように踏まえて、大切なときでありますことを踏まえながら、早速12月25日、東京に行きまして、全代議士の先生方のところにごあいさつしながら、この6号バイパスの点も含めてお話をしてまいりました。なお、1月6日には常陸土木事務所の所長さんが水戸でなくて常陸太田にいるということですから、そこまで行きましてお会いさせていただきまして、1時間その件についてお話をして、お願いをしている状況でありますので、前向きに一生懸命に取り組んでいきたい、そう思ってる次第でございます。  広域農道につきましても、14日にちょっと時間がありましたものですから、14日の5時から三村地区を経済部長と回って御説明を受けながら帰ってきた状況であります。  それから、通学路につきましても私もマイクロバス運転をしながら、本当にここに何かが、そしてここに信号機がと、こういうことも見ていた1人であります。子供の通学路ばかりじゃなくて、安全第一のことを考えた場合に、前向きで一生懸命に取り組んでいきたいと思っております。 6 ◯議長(金井一夫君) 教育長・大内君。              〔教育長・大内秀男君登壇〕 7 ◯教育長(大内秀男君) 御質問にお答え申し上げます。  まず、最初に南台の中学校の用地の確保の問題でありますが、小中学校の児童・生徒の推移を見ながら特に、南台の入居状況から生徒数を見込んでも現在の石岡中学校で十分対応できる旨、私これまでお答えをいたしてまいりました。したがいまして、先ほどもお話がございましたが、過日の議会でも南台の中学校敷地を学校敷地として公団から譲り受けることではなくして、公共用地として譲り受けることに議会で決議をいただいたわけでございます。当時の中島助役は議会での決議内容を住宅公団の方に伝えましたが、住宅公団の方からの返答はさら地では無理である。石岡市で公共用地として事業を明確化すれば相談に応じますという回答内容であったわけです。その後、私どもこの用地の公共施設の事業計画、そういうものを立てなければということで、市長、助役に当時お話を申し上げましたが、昨年の七、八月から一連の問題で、あのような状況になってしまいまして、敷地の計画立案の作業が進んでいなかったわけでございます。したがって今日になってしまったというようなことでございます。いずれにいたしましても、これは市の総合計画、全体の計画に関するものですから、市長を頂点にして担当部が中心になって、関係部局が一緒になって主要事業3カ年実施計画の中で何とか立案をしたいというふうに私考えております。したがって、あそこに具体的にどういう事業を展開するか、具現化して公団と折衝できるように取り組んでまいりたいと考えております。木村市長にもヒアリングの段階で既にその旨説明はいたしております。  次に、南台団地に類似公民館というお話が出ましたんで、御案内のとおり類似公民館は地元が事業主体で市が建設費の一部を補助するという制度でございます。これにつきましては、申請がございますれば私の方で対応してまいりたいと思います。  それから、公民館の分館計画、こういったものは教育委員会としては南台の地域の中には計画は持っておりません。  それから、南台の団地の計画の中で、公団事業の中でこういう集会所的な施設が事業の中で入っていればいいんですが、これはもう既に事業の中に入っておりませんので、これは私ども過去に何度か足を運びましたけれども、これは無理であるという回答を得ておるわけでございます。そうすると残されたものはコミュニティーセンターと、こういうことになるんですが、総合計画でコミュニティーセンターの計画が位置づけられたわけで、実施段階でこれから具体的に位置づけをするということになるんですが、このことにつきましては市民活動課の方から提示された計画でございますから、担当部の方からお答えがあると思います。  次に、前原地区児童の通学道路につきましては、一部変更したいというような話を南小学校の方から聞いております。学校の立場を尊重して、なるべく最短距離でしかも安全でそういう通学路であるならば認めたいという考えを持っておるわけでございます。  それから、東小学校関係の通学道路につきましては、先ほど御指摘がございました道路等につきましては、現地を調査して所管部の方へお願いをいたしてまいりたいと思います。  それから、次には学校法人石岡幼稚園に対する助成金等でありますが、助成金は二本立てになっております。私立幼稚園の保護者に対する助成金、平成4年用でこれは対象園児が2,306名で助成金の総額が461万2,000円ということになっております。それから就園奨励費の方なんですが、対象園児は137名で約728万9,000円ということになっておりまして、定員オーバーをして助成金を交付しておるようなことはございません。  以上でございます。 8 ◯議長(金井一夫君) 建設部長・松井君。              〔建設部長・松井芳雄君登壇〕 9 ◯建設部長(松井芳雄君) お答えを申し上げます。  まず最初に、南台団地の諸問題の中での公衆トイレの件でございますが、昨年の第2回定例会で御質問をいただいたわけでございます。その後関係機関と設置はできないものかということで、協議を重ねてまいりました。それぞれの関係機関におきましては、事業計画が当初からなかったというようなことで、難色が現在示されております。しかしながら、御質問の趣旨に沿って、私どもとしましては、ただ単なる南台の駅前ということではなくて、当該地域全体の枠の中で、公衆用トイレとして広い意味を含めまして設置は何とかできないものかというようなことで、引き続き現在交渉をいたしております。事業の方も先ほど御指摘がございましたように、3月をもって終結という状況に来ておりますので、公団サイドとしましても、いろいろと最後の仕上げというような時期でもございますし、予算的、あるいは事業費的にもいろんな難しい面があることは事実でございますが、期間内に何とか設置はできないものかということで、再度努力をしてみたいというふうに考えております。  次に、3番目の道路交通の諸問題でございますが、その中で6号パイバスについて、現況を申し上げますと、国道6号線石岡バイパスの建設促進につきましては、国においては平成3年度に関連するいろんな調査あるわけですが、そういった諸調査の作業が順調に進めば、3年度内にルートを公表できるんではなかろうかというような考えが現在示されておるわけです。建設省の方の考え方としましては、私どももそうなんですが、3年度というのは平成4年、ことしの3月31日までの間というようなことできたわけですが、そういう経過の中で、何とかもう少し早い時期にルート等の決定はできないものかというような協議もありまして、昨年は11月末のころにはルート発表ができるんではなかろうかというような最短距離の期間の提示を受けてたわけです。しかしながら、環境調査とか、いろいろな調査がございまして、年度いっぱいにずれ込むというのが現況でございます。現在まで建設省等と、県や国の関係機関との協議の経過等を踏まえましてのスケジュールでございますが、平成二、三年度にかけてルートの調整なり、現況調査なりを終了させまして、その上に立って建設省、本省の方の承認を得るということでございますんで、ただいま申し上げましたように3月ないし4月ころにルート決定はなされるんではなかろうかというようなことでございます。それらを受けました後に今度は都市計画決定に向けて作業を進めると、都市計画決定がされれば、後は今度は国の方のサイドで全国的に道路建設はあるわけですから、優先順位が決められて事業実施というような段階になろうかと思います。以上が6号バイパスの経過と今後のスケジュール的なものでございます。  次に、広域農道の中での中津川バイパスでございますが、前の議会でも申し上げましたように、非常に10年来の計画でございますんで、今までの経過につきましては、いろいろと難しい問題があり、何遍も息長く私どもも関係地権者と協議をしてきたわけでございますが、協議をすればするほど悪い方向に落ち込んでいったというのが現況でございます。しかし、昨年の10月以後に反対されておりました地権者の方から、何とかできる方向での話し合いが可能だというようなお話がございまして、現在そういう面で非常に期待を持ちまして、私どもとしては協議及びお話し合い等を進めているのが現状でございます。  それから、通学路の問題でございますが、東大橋の御指摘のありました通学路につきましては、確かに御指摘がありますように路肩と申しますか、側溝と道路の端ですね、この辺の勾配が急であるということとか、排水が不備でございまして、降雨時には水たまりができてしまうというようなことで、非常に条件の悪い箇所がございます。そういった箇所につきましては、現地をよく調査しまして、応急的な処置をしてまいりたい。私どもの方の考えとしましては、この路線につきましては、大橋、小井戸方面に通ずる幹線道路でございますので、できれば単年度事業では財源的に非常に難しいわけでございますが、長期的には改良を施す必要がある道路だというふうに認識してございますので、今後そういったことを踏まえまして、当該道路の改良等を行ってまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 10 ◯議長(金井一夫君) 市民部長・山形君。              〔市民部長・山形正子君登壇〕 11 ◯市民部長(山形正子君) コミュニティーセンター建設についてお答え申し上げます。  南台の人たちがさまざまな分野で交流しまして、健全で文化的なコミュニティーを形成する場として、多目的な機能を有したコミュニティー建設の要望が出されております。これにつきましては、引き続き住宅・都市整備公団に交渉しておりますが、しかし住宅・都市整備公団によるコミュニティーセンターの建設につきましては、公団の事業計画には入っていない施設であり、今後についても整備は難しいと住宅・都市整備公団の見解が示されているところでございます。しかし、住宅・都市整備公団よりは南台地区誘致施設への2地区について、進出企業を決定しましたが、地域融和施設を整備することを譲渡条件として決定しており、集会所とか、グラウンド、テニスコートなどの運動施設及び庭園を近隣住民に開放していただけることが明確になっている旨のお話をいただいてるところでございます。ですから、利用できることは確実となっております。暫定的になりますけれども、このような施設を御利用いただきまして、コミュニティーづくりを進めていただけたらと願っているところでございます。恒久策につきましては、石岡市では今後市民の生活圏であります、おおむね小学校学区を単位としたコミュニティー住区を設定しまして、コミュニティーの形成を図る施策を展開することになっておりますので、この中でコミュニティー施設の整備について検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 12 ◯議長(金井一夫君) 経済部長・小口君。              〔経済部長・小口利夫君登壇〕 13 ◯経済部長(小口利夫君) 広域農道についてお答えいたします。   平成元年度に事業採択になり、本年度は3年次目に入っております。現在用地の購入等一部工事に入っております。用地の購入につきましては、県及び市職員一体となって交渉に当たっております。これまでの用地購入の経過について申し上げますと、平成3年12月末現在で地権者は48名であり、契約者は38人で率で申し上げますと80%であります。またこれらを面積で申し上げますと、対象面積は2万3,774平方メートルで、契約面積1万6,469平方メートルであり、率で申し上げますと70%であります。  次に、工期と事業費について申し上げますと、平成3年度にこれまでの事業費は概算でありましたので見直しがなされまして、これに伴って工期につきましては平成元年度から平成5年度と5カ年間であります。また、事業費につきましては2億8,800万円と想定されております。本年度につきましては4,500万円の事業費によりまして、用地購入等一部工事に入っております。工事といたしましては、延長250メートルの路床と下層路盤工を実施しております。以上でございます。 14 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。                 午前11時14分休憩           ───────────────────────                 午前11時50分再開 15 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほどの海老澤議員に対する市長答弁中、石岡幼稚園経営内容問題については、市長としての答弁ではなく、石岡幼稚園長としての答弁と見受けられます。このことは、先刻議運において協議決定されたことと同事件と判断いたしますので、該当部分については、議長において発言を取消いたします。  暫時休憩いたします。                 午前11時51分休憩           ───────────────────────                 午後1時30分再開 16 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  11番・海老澤通弘君。 17 ◯11番(海老澤通弘君) 2回目の質問に入るわけでありますけれども、先ほどの市長の答弁の中で私一生懸命メモをとっておったわけですけれども、私の質問に総体的に30%ぐらいしか答えてもらってないということで、ひとつ申し上げたいと思いますが、今度の市長選挙の中で一番争点になったのは、選挙公約であると、先ほど申しましたように、市長の選挙公約について、市民は大きな関心を示したことであり、またそのことが選挙の勝利の大きな要因と、このように私は判断をして質問をしているわけであります。そういう意味では、市長の答弁の中に、私の質問に対してほとんど具体的に示して答えてくれてないと、このように思ってるわけです。実はメモをとっていたんですけれども、市長の答弁内容は私が求めた答弁内容と違ったものが形で返ってくるということでございますので、少なくとも市長が掲げた選挙公約ですから、あくまでも具体的にある一定の方向を示していただかないと、私どもは審議もできないし、またこれから市長職の4年間に市長の公約をどの程度実現できるのか、これらについても判断材料ができないと、このように私は思うわけであります。少なくとも、選挙公約ですから、任期中に全部できるものと、できないもの、またその何割かが、そういうふうに私は判断をいたすものであります。そういう中で、市長の選挙公約の中で、私はこういうことを考えておると、こういうことをやりたいんだというものが具体的に返ってこないんですよね。そういう中でもう一回同じような質問になりますけれども、そういうものも含めて理想でも結構ですから、市長の掲げるそれじゃないと、この議場の論議の対象にならないわけです。  例えば1つを申し上げますと、希望者が100%入居できる大型高齢者施設、これについての答弁メモを見ますと、市長は総合計画とにらみ合わせながらということでございます。それは市長の言う総合計画とのすり合わせ、実は私は例えば500人程度とか、1,000人程度とか、あるいは未来型というのはこういうケアつきだとか、そういうものを一定の方向を示していただかないと、総合計画とのすり合わせの問題、これらに一歩入っていただかないと、私どもは質問を先進められない。これは一昨日、あるいはその前日というように質問の中のメモをしてましても、具体的なメモがとれないというのが私の考えでございます。それから、そういう中での市長の答弁で、ちょっともう一回聞きますけれども、簡単で結構です。大型高齢者福祉施設というのは、老人ホームの建設というのは、どの程度の人員を収容するようなホームを考えておるか。未来型というのは、どういうシステムなのか、これらの大きなものについてだけ市長の考えで結構ですから、これはあくまで公約ですから、そういうものをお答え願いたい。  また、その中の1つで、未来型福祉施住宅というものはどういうものを指しているのか、これらについても具体的じゃなくても結構ですよ、大ざっぱでも結構ですから、私はこういう施設、こういう設備だということを考えを示していただきたい。  それから、地域の特色が生きる中心的商業ゾーン、全く的を射たタイトルなんですけれども、これについても例えば市長が考えておるイベントをやる。じゃ、イベントというのはどういうものを、選挙公約の中で市長は何点か街頭演説を聞いておりましたところが、ブラスバンドの競争、あるいは競技会というものを考えておる、こういう答えを私は求めているわけです。例えば、旧商店街の特色を生かしたということになれば、東京やつくばのミニチュアでなくて、石岡の古さ、古さというものは二度とつくることのできない。それは新しいものはどんどん競争でつくっていけますけれども、石岡の古さを強調したような商業ゾーン、例えばレンガの塀をつくるとか、あるいは白い壁で統一するとか、なにかそういう特徴的なもの、こういう具体的なものを示してほしいわけです。その施策の中で、例えば日曜日には金丸、香丸、仲町道路、これを大型車を規制したり、一般車両を規制して、全面的な交通規制をして歩行者天国にするんだと、その中でこれこれのイベントを計画するというような答弁が私は実は欲しいわけですけれども、具体的なものが何ら返ってこない。  それから、未来型の農業経済の研究機関と設置の問題、先ほどの答弁では流通機構の問題を若干触れましたけれども、研究機関というのはどういうものを指しておるのか。例えば近代農業の中のハイテクを駆使した、あるいはバイオテクノロジーを使った研究機関と、首都圏80キロに位置した石岡市の農業はどうあるべきだ、こういうものの中の研究機関だと、それは第三セクター、あるいは農協とか、そういうものとタイアップするとか、何のそういう具体策はないんですね。流通機構の問題を考えるということだけでは政策じゃないわけであります。そういう意味では大ざっぱで結構ですから、私はこういう機関を設置するのにはこういう内容だということが私の質問の指向なんです。それについては何ら答弁がなされてない。  それから市長の目玉と言える子供と年寄りの触れ合いの場、子供の城、子供に夢とロマンを与える。これはまさに市長職の1番基本なんですね。現実にきょう、あしたのことも大事ですけれども、あなたは幼児教育の最高責任者として、子供に夢とロマンを与えなければならん、そういう今までの持論で来たと思います。そういう意味では、子供の城というのは私は本当に興味もあるし、逆にぜひつくってほしいという姿勢であります。そういう中では子供の城については、例えば先日も出ておりましたように観光の目玉がないと、風土記の丘はどうするんだというような問題が出ております。例えば市長の公約ですから、あの風土記の丘の一画に子供の城をつくるんだと、こういう希望なんだと、そういうプランですか、自分の考え、これでいいんですよ。財政が幾らで、規模が幾らでどうのこうのじゃなくて、少なくともこういうものをつくるというときには、ある一定の方向を示していただかないと、ただここに書いただけでは私どもは市民にもPRもできないだろうし、市民も市長はこういう公約をしたけれども、具体的にどうなんだろうと聞かれても、私どもは市民に教えることはできないと、このように私は思うわけです。そういう意味では、この子供の城と生涯学習センターの設立ということであれば、これを子供の城と学習センターを並列建設するとか、そういうことでも結構だと思うんですね。そういう市長の考えている考えの一端を私どもは聞きたい、これがまさしく政治公約なんですよ。これについても、自分の考えておる一端をお示し願いたいと、このように思うわけでございます。  次に、生活環境施設を初めとする、それぞれの解決する、また改善する市民サービスシステム、このシステムなんですね。ですから、私は先ほどの質問では、このシステムとは何ぞやと、どういうシステムを計画するのかということなんです。執行部と一生懸命相談して、これはもう当たり前の話なんです。新しい言葉で市民サービスシステムをつくるというから、そのサービスシステムとはどういうことを自分では考えておるのか。その一端を述べてほしいわけです。例えば何年か前に全国に波及をしました松戸市の「すぐやる課」ですか、こういう計画があるということを市長は当然公約の中で述べてるわけですから、自分の考えがあるわけだと思うんですよね。ですから、詳細でなくても結構ですから、骨組みについては私はこういうことを考えたということを述べてもらいたいわけです。  次に、女性の積極的な登用と女性のパート、この問題については、先ほどの答弁で一応の納得をします。その中で、諸問題を処理する専門機関の設置と、こういうことが公約の中で出ているわけですね。専門的な機関というのは、どういうものを位置しておる。今役所の中でも法律相談とか、困り事相談とかるるありますけれども、女性の問題を積極的に解決する専門機関、このように私は判断をするんですが、その専門機関というのはどういう機関を考えておるのかということを聞いておるわけです。これについてもお答え願いたい。  それから、教育費の負担の軽減、保育園、幼稚園の完全給食の実施ということで、先ほどの答弁では白いお弁当を持ってきて、おかずを云々というような話でありましたけれども、もうその話1つでも公約とは相反するような答弁なんですね。幼稚園の完全給食の実施ということです。完全というのはパーフェクト。いわゆるお弁当もおかずも飲み物も全部支給する。これが完全給食の一定の姿だと私はこう思うんです。ところが、先ほど市長の答弁を聞いていますと、若干自分の公約とは違ったような考えが示されておる。これらについても再度自分の考え、認識をもう一回お聞かせを願いたい、このように思います。  順番が若干狂いましたけれども、幼稚園、保育園の問題が出ましたんで、一番大事なことを市長にお伺いをいたしますけれども、補助金の問題、それからあなたは2期8年間市会議員の経験がございます。幼児教育に対しては非常に熱心であるし、一般父母からも厚い信頼があると、このように私は思うわけであります。そういう中で、先ほど双方代理の問題、民法108条問題、あるいは兼業抵触の問題、これについてお伺いをいたしましたところ、県の指導を仰ぎながらというような答弁でございました。県の指導を仰ぐことも1つの策だと思うわけでございますけれども、一番大事なことは、もうすぐ3月には予算議会がございます。そのことを考えますと、市長は石岡幼稚園の園長という、自分の主たる職業の長であります。一方石岡市長という、石岡市の予算執行の最高責任者であります。予算をつける方、またいただく方の利害関係になり、同時にもう1点は市の市立幼稚園、あるいは保育園の予算執行者でもあります。この三角関係の3点に自分が位置をするということになりますと、非常にこれは問題ではないか。例えば法的に県の指導課の中で、またどういう指導をしてくるかわかりませんけれども、一応そのような指導を仰ぐと、それから理事会を開いて云々と、確かに学校法人ですから、理事会を開いて最終的には決定をしなくちゃならない問題だと、このように認識します。しかし、定例の理事会じゃなくても、早急に予算執行者として、それらについてはっきりすべきだと、このように私は考えるわけなんです。先日来、バレーボール問題や遺族会の問題が出ておりますけれども、これとはまた意味の違ったもっと問題は重大であると、このように考えます。任意団体の長ではあります。あなたの主たる職業の長が、自分でみずから補助金をしてみずからいただく。ある一方では、今総体的に就園数の少ない市立の保育園、あるいは幼稚園の最高責任者になるわけです。機関としては教育委員会、あるいは市長部局の中での分かれはあるにしても、最終的な執行者はあなた、市長なんであります。そういう意味で自分の専業、あるいは双方代理の問題を早急に解決しないと、もし一般市民から例えばの話が私立の幼稚園、あるいは自分が最高責任者となる石岡市立のそれぞれの機関から、幼稚園、保育園から補助金の値上げ等が申請をされた場合、どのように対処するか。たくさんの問題もあるだろうし、少なくともあなたは2期8年間については私立の幼稚園の補助金引き上げには熱心であったし、当然自分の主たる職業ですから、それと同時に私立の協会の役員でもあったろうし、そういう意味での認識を改めるべきではないかというふうにも考えられるのでございます。  それから、一番大事な今先ほどのお答えの中で、あなたの経営をされております石岡幼稚園の定数は280、実際の就園園児数は301、107.5%というように定数をオーバーしております。一時期のように保育所、幼稚園等が不足をして、どうしても定数オーバーを抱えなければならない状況、その時代とは私はおのずと違うということであろうと、このように判断をいたします。ちなみに数字を見てみますと、市全体の幼稚園の中では、幾つかの幼稚園が定数オーバーをしておりますけれども、逆に申しますと、定数120の幼稚園で73というように定数に対して60%というような、非常に低い定数の幼稚園も見受けられます。そういう意味で定数オーバーの1つの要因として、先ほど市長は隣接する玉里、あるいは小川からの就園者がおるんで、オーバーをしておる、このように答弁をされておりました。少なくとも、玉里や小川に幼稚園や保育園等が不足して、どうしてもこの際石岡にお世話にならなくちゃならんということであれば、定数オーバーもやぶさかではないと、このように判断をいたしますが、現在の石岡の幼稚園の定数、あるいは就園状況を見ますと、先ほども触れましたが石岡市立の高浜幼稚園は160の定数に対して74、東幼稚園80に対して32と、それぞれ46%、40%というように50%を割っておるこのような状況の中で、あなたの幼稚園は定数オーバーをしておる。これはあなたの幼稚園の経営能力がすばらしいので、自然的に定数オーバーになったと、よく私は解釈をいたしましても、一般市民に向けては市民は納得しない、このように思うわけであります。あなたの政治信条として、対話、あるいは密室政治をなくす、公正明朗というような政策の中で、このようなことは一体どのように判断をしたらよいのか、これらについて市長の見解をお伺いしたいと思います。  私は、過去の幼稚園の定数の問題でも、自由競争の時代でありますから、いいところに人が集まるということは必然的であるとも思われますが、行政の中での一定の歯どめ、幼稚園授業料と申しますか、負担金のダンピングや、あるいは過当競争と思えるA幼稚園がB幼稚園のすぐ隣まで、極端なことを言いますれば、石岡の外れから外れまで園児の取り合いをやっておる、このような姿も見受けられます。余り触れたくはありませんけれども、市長あなたの幼稚園でも父母負担金をまけるから私のところに入れてくれというような話も一部父兄からも聞いております。そういう意味では、自由競争の中でもある一定の常識歯どめというものがあってもいいんじゃないかなと、このように判断をいたしますが、これらの定数との関係、あるいは兼職との関係、双方代理の関係、市長の答弁をお伺いをいたしたいと、このように思います。  次に、南台関係の問題でありますけれども、1つの問題として、中学校用地の確保について、先ほど教育長から答弁をいただきましたが、私は住都公団の最初の施行の段階で、ある一定のプロセスでもってあの位置決定やあの規模決定をされたと、このように判断をいたします。その時点では中学校用地必要ありということで、あの敷地を当然確保されたと、このように判断をいたします。教育長の判断の中で、もし人口推計の計算で間違いがあったらどうするのか、公団そのものに後から当市が中学校用地を確保してほしいと言ったこととは根底から違います。住都公団そのものが将来2,000世帯、7,400人の人口が張りついた暁には、中学校必要ありということで用地を確保したとなれば、当然当市といたしましても、その用地の確保に全力を尽くすべきであろう。結果的にもし教育長が言われておりますように、石中の定数で十分間に合ってしまったということであれば、これはこれで仕方ないことで、その次にあの用地についての公共的な運用を考えればいいのであって、私は私なりに考えみますと、六軒、旭台、あるいは南台、これらの人口推計は非常に難しいだろうと、その中でもし間違いがあった場合にはどうするのか。教育長も若い、若いと言えども、何年後かには年をとってしまいます。そのときに教育長が言ったから、あのときの用地が確保できなかった言ったら、これは大きな問題になるわけであります。そういう意味では、財政規模も大変だと思いますが、あの用地確保に議会決議のとおりもっと積極的に、用途について私は住都公団の方と教育委員会、あるいは市長部局を交えてもう1回会合を重ねて対処をして、ぜひあの用地確保に努めていただく。結果的に中学校が建たなければ文化会館でもいいだろうし、その他の施設いろいろ考えても良好な場所であります。そういう意味ではこのことについては市長の考えをひとつお伺いをいたしたい。市長就任間もないわけでありますけれども、少なくともこの問題については2期8年間私どもと一諸に議会活動をしてきた1人としまして、流れについては市長も十分心得ているだろうと、このように判断しますので、市長あなたのこの中学校用地の問題について考えをお示し願いたい、このように思います。  それからコミュニテイーセンターの建設の問題については、先ほど市民部長の方から答えがございました。これは小学校単位にコミュニテイーセンターをつくるというような中央からのそれぞれの方針がかみ下って下の方におりてきたわけでありますけれども、まだ当市についての具体的な計画が示されておりませんけれども、将来そういうものも考えてというようなことでございますので、期待をしたい。同時にあそこのコミュニテイーセンターの建設については、通常でありますと事業主体であります公団の中に、あれだけの施設、あれだけの人口、あれだけの設備を誇りながら、会議場、あるいは先ほど出ましたように類似公民館の1つもない。もちろんコミュニテイーセンター的なものもない、これは私が聞いた範囲では、あれだけの開発をしてそういう施設がないということは、全くまれなんであります。これは事業主体が住都公団であっても、私は少なくとも将来は──将来じゃないですね、もうことしの3月過ぎますと、それぞれの管理部門や公園の運営管理、そういうものは当市に移管されるわけです。そういうわけですから、住都公団が最初から計画がないからだめだと、何とも市のへっぴり腰というか、弱腰というか、策のなさというのが私は残念でならないわけであります。市は相当あそこに先行投資もしてるだろうし、将来の理想的なモデル的な住宅都市があそこに形成したと、そういうふうに私は考えているんですけれども、そういうものすら予算的にはされない。交渉も甘い、こういうふうに判断せざるを得ない。そういう意味では、市民部長の先ほどの答弁の中で、前会の質問にも答弁されておりますように、ある2つの機関があそこに進出決定を見ました。一般市民にも開放してくれるというような話であります。しからば、そういう3月いっぱいで住都公団があそこを引き上げてしまって、現実に住都公団の予算で無理だとするならば、少なくとも2つの決定されました民間企業と協定書を結ぶべきだと、ただ向こうは使ってもいい、開放しますよ、それは途中言ってもらった状況の中で、そういうようなことが当然言ってきたろうし、そういうものも市も期待をしている。これはあくまでも話し合いですから、それでは譲りましょう、譲ってもらいましょう。こういう施設も計画します。これは口約束じゃくなて、ちゃんと市民部長、協定をしていただきたいと思うんですよ。今、大きくコミュニテイーセンターなるものが期待をできないということであれば、民間と話し合いじゃなくて協定をしていただきたい。そしてちゃんとした南台団地の人を初め、一般市民が利用できるようなちゃんとした協定書を双方で協議してつくっていただきたいと、こういうふうに強く要望をしておきます。  南台の公衆トイレの問題でございますけれども、これもちょっと交渉の甘さが目立っております。当然、こういうのは今までの時間的な余裕があったわけですから、これは双方現地を視察して、早急な対策が必要だったわけですけれども、もう今の段階ではほとんど不可能だというようなふうに判断をいたします。しかし、総体的に市の公共用地を初め、南台の幾つか中でも、公衆トイレは必要であろうと、こういうふうに判断いたします。そういう意味では、公衆トイレの中の1つにあの場所を設定していただければ大変幸いと思いますが、これらについて再度建設部長より答弁を求めます。  6号バイパスの早期実現の問題でありますけれども、ひとつ市長に確かめますけれども、先ほどの私の質問に対して常陸太田の土木事務所というようにお答えになっておりますけれども、これは間違いで常陸太田の常陸工事事務所ということが正しいのではないかと思うんですが、その辺のところを私の聞き違えか認識違いがその辺ところを再度確認をしておきます。  同時に、この問題、もう市民の懸案でありまして、いつ路線発表かということが市民の大きな関心事であります。過去の議会たびに6号バイパスの問題が論ぜられて、そのたびに少しずつ延びまして、去年で言いますと11月、12月ごろ、市長選挙終わってからというように、その以前も鈴木市長時代ももうそろそろ発表と、半年、1年、そのような発表の話が出まして、もう2年有余の歳月がたつわけであります。そういう意味では、市長のこの間の一般質問の中で出ました、国、県、市の一本化というねらいはここなんですね。多分木村市長もこの辺をところを察した政治公約であったのではないかと、このような判断をいたすわけでありますけれども、6号バイパスの路線発表、位置決定がなされますと、後はこれが本当の政治力の戦い、いわゆる木村市長の言っておられますように、国や県の石岡市の3者が一体となったというような表現をされまして、いろいろ論ぜられましたけれども、ここは市長の本当の政治手腕の見せどころ、政治力の発揮する場所。おじいさん、おばあさんとタクアン、コウコ食いながら、嫁さんの悪口の話することも政治家の1つだと、しかし本当の政治力の発揮するところはここなんです。あなたの言われるように先輩大物代議士との出会いもあるだろうし、つながりもあるやと聞いております。そういう意味では、ここで市長の政治決着、路線決定されますと、これはあらゆる部門との予算の取り引き、あるいはそういうものが一番大事だと思うんですが、それらの決意のほどを市長の方からお伺いをいたしたい。  広域農道問題については、それぞれ前向きな答弁、あるいは進捗状況も順調に、中津川の問題も非常に長い歳月がかかりましたけれども、地権者も先ほどの答弁では、一時交渉するたびに悪くなったということでございましたけれども、その後にまた交渉の糸口がつかめたということでございます。どうか、この辺についても市長は地元と言ってもいいほど隣接しております中津川地内の地権者と、これもまた三村地内には地権者との交渉に乗り出したというような話を先ほど報告を受けましたけれども、中津川地内についても、同じように市長みずから行って、ひざを交えて交渉に臨んで早期解決を望むものであります。  通学路の問題については、建設部長の方からそれぞれ答弁をいただきましたんで、これはいち早く善処をしていただきたいというふうに思います。  以上、2回目の質問を終わるわけでありますけれども、市長に再度申し上げます。私の2回目の質問、1回目の質問、これを踏まえて少なくとも市長の考えておるこの政治公約については、詳細とは申しませんけれども、私はここをこう答える、私はここをこういうふうに、システムはこういうふうに考えておりますという考えをお示し願いたいと思います。それでないと私の3回目の質問が残念ながら入っていきません。そういう意味では、選挙公約ですから、市長余りびくびくしないで、若さと誠実、行動力というように思い切って、論戦ですから出してくださいよ。私は論戦の場は議場と、このように判断しておりますんで、例えば市長の公約が100%実現しようがしまいが、これは公約が100%実現したなんて政治家はおりませんから、その中の何割でも、何%でもいいと思うんです。目玉はこれだということをここで示してください。そうすれば論戦の場ですから、それに対していいことはどんどん議会も議員も執行部も一本になって推進をする。そこに問題があれば、そこはこういうふうにした方がいいんじゃいなか、こういうふうに改めた方がいいんじゃないか、こうすればもっといいんじゃないかということを論ずるのがこの議場と私は判断をいたすわけであります。そういう意味では、市長も本当に熱心な答弁をしているわけですけれども、具体性がないんです、残念ながら。余りびくびくしないで、大胆にフレッシュに若さをぶっつけてください。ここで堂々と論ずるのが市民も一番望む姿だし、私どももここが唯一の論戦の場と、このように持論をしておりますので、市長さんどうかその辺を十分に踏まえた2回目の答弁を心からお願いを申し上げまして、私の2回目の質問を終わります。 18 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 19 ◯市長(木村芳城君) 海老澤議員の2回目の質問に答弁しますが、激励をいただいた公約でありますけれども、第1点目の幼稚園のことにつきましては、県の指導を現在いただいておりますので、早急に対処していくものから対処していきたいと、こういうふうにこの件については考えているわけであります。  なお、市内における公立、私立の幼稚園、保育園等の諸問題については、今後十分現況を踏まえて検討してまいりたい。
     それから次は、私の公約でございますけれども、100%入居の方向づけでございますが、先ほども答弁いたしましたように、福祉の大切なことを私も十二分に踏まえながら、高齢者に向けての施設、そういうようなものをこの第三次総合計画にのっとって私が描いたときの未来型福祉都市石岡を実現に向けて鋭意努力していきたい、こういうことで今いるわけですので、1つでも多く取り上げていきたいという基本線でございます。  未来型福祉住宅でありますが、過般も答弁いたしました県の方から指導されております市営住宅に1室でもいいから障害児の方々が生活できる部屋がとれればと、こういうようなことを部長ともヒアリングのときにお話をした1人でありますから、前向きにそういうことからも取り組んでいきたいということであります。  それから、地域の特色、海老澤議員の方からも大学のブラスバンド云々というイベントもありましたが、私はそれを強調して言っておりました。それと地域の特産の物産展等が石岡で開かれたらばどうなんだろうなと、こういうことも聞かされ、そして私もなるほど石岡には豊かな土地でありながら特色がないのかなということを聞きながらいたものですから、そういうようなものを見つけながら、ここでつくり上げていくと、こういうことであります。  農業の研究でありますが、私は先ほど流通の部門の中でも言いましたが、それ等も含めて私が学生時代に農家の法人化ということを聞かされたことがあったわけであります。そういうようなことも含めて、農家の生活の中へ取り入れていかなければならないし、それから後継者の問題も含めていくと、こういうことが研究しなきゃならない、そういうものである。物には大学の研究もありますし、いろいろありますが、そういうこともとらえて私はこういう第三者の方々の意見を聞く機関が必要かなということでいるわけであります。  それから、子供の城等の夢とロマンの云々でありますけれども、今各地域を私なりに回った中で、そして皆さんが御審議をしていたそうですが、市民プールのところに温水プールとか、いろいろなことを御審議していたということをお聞きいたしまして、そういうような場所のことも皆さんがもう用意していたのかというような格好ながら、私の子供とそして高齢者の触れ合いのものに鋭意努力できるなと、こういう感じをしながらいる1人であって、公約として掲げていたものも、皆さんもある程度御審議していたなと、こういうふうなことであります。  それから、住民サービスのシステムということでありますが、過般もありました相談、やはり情報がはんらんいたしますと、どうしてもやっぱり迷いが出てくるわけでありますから、そういうようなものを弁護士の体制とか、住宅に関して、土地に関して専門的な要素がある方がいるわけですから、そういうようなものが集計できて、大きな意味で市民サービス、そしてそのものは1人1人が悩みが解決できるというようなことが、やはり私がここで挙げております住民サービスのシステムの確立をというふうなことで相談、皆さん方の相談に即答えられる、そういうようなものが今必要でなかろうかと、こういうようなことであります。  それから、専門的機関でありますが、本当に女性の持っているものが今行政の中、それから生活の中でも大変必要なものがありますから、医療の問題の女性の立場ではこういう部署にお願いできたらばとか、そういうような話し合える機関をつくりながら、女性がどんどん市内に入っていただくということを考えているわけであります。  給食の問題につきましては、先ほど完全のパーフェクトの状態でありますけれども、そのような給食のサービスが、今お母さん方々から言われているものができれば、ここに私の大きく取り上げましたゆとりと豊かな石岡ができてくる一歩であります。そういうことをひとつ見ていただきまして、今後このことも教育委員会と進めていきたい、こういうふうに考えてるわけであります。  それから、南台の土地の件でありますが、中学校用地確保等の土地の件でありますが、本当にすばらしい土地だということを私も見て認識をしております。ですから、公団と今までの役所との考えを十二分に聞きながら、これからも私なりにも公団の方々とお話し合いを進めていきたい、こういうふうに考えているわけであります。  なお、6号バイパスの件につきましては、先ほど私が言いましたような常陸工事事務所の所長さんとお会いいたしまして、6号バイパスの早期実現に向けて鋭意努力したいのでよろしくお願いいたしますと、こういうことで、これからも一生懸命この6号バイパスに向けては、1つ1つ解決していただくように努力していきたいというふうに考えている所存でございます。 20 ◯議長(金井一夫君) 建設部長・松井君。              〔建設部長・松井芳雄君登壇〕 21 ◯建設部長(松井芳雄君) お答えを申し上げます。  南台地内でのトイレの問題でございますが、先ほど答弁申し上げましたような内容でございますが、私といたしましては当該地域全体をとらえまして、広い意味で何とか当該地にトイレが設置できないものかというようなことで、現在話を進めております。ただ、先ほど申し上げましたように事業終結の時点でございますんで、条件とか、あるいは手法的に非常に難しいところでございます。しかし、何とか設置するような形での協議を引き続き最後までしていきたいというふうに考えておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。以上でございます。 22 ◯議長(金井一夫君) 11番・海老澤通弘君。 23 ◯11番(海老澤通弘君) 3回目の質問をいたすわけでありますけれども、市長から何点かについて若干前向きな答弁がなされました。幼稚園とのかかわりの問題ですけれども、これは市長、県の指導課の早急に指導を仰いで対処するということですけれども、これは由々しき問題になりますんで、市長は早急に対策した方がいいと、このように思います。特に、予算執行に当たっては、先ほど申しましたように三角形の3点を全部自分が維持をするわけですから、そういう意味ではどんなに自分が努力しようとも誤解を招く、そういうような恐れも出てきますんで、これらついては早急な対策が必要かと思います。  それから、政策の問題ですね、政策の問題でちょっとまたかみ合わないんですが、まあこれは本当ならば、何回も繰り返してますけれども、市長がつくった新石岡主義ですから、これによって市民が大きく判断をしたとすれば、市長、ある程度これについては具体的な答弁をしないと本当はいけないんですけれども、どうも答弁がかみ合いませんから、深くは言いません。ただ、市長が言っておられますように、総合計画とのからみ合いを見ながらというようなことでありますけれども、少なくとも総合計画のかかわり合いの中でも、自分の理想とする、自分が選挙公約をした理想とする、こういうものをどのように位置づけていくか、どのようにすり合わせをしていくかというのが総合計画ではかかわりだと思うんです。ですから、それを示さないと、私どもは未来型の福祉都市というのは一体なんだろうと、例えば何型何々都市と、例えば工業都市石岡市と、福祉都市石岡市、ある意味では市長の政策の中で、市会議員のころは文化都市石岡というようなことを盛んに掲げてましたよね。今度は福祉型石岡市ということになってきますね。それと同じように自分が掲げている福祉都市というのは、これは一般的に対外的に判断した場合には、この辺で特に言う友部町、友部町は中央病院に代表されるように、いろんな医療機関がございます。県のリハビリセンターもございますし、あるいは精神病院とか、あらゆる機関がそこに位置づけされております。そういう意味ではああいう町が、いわゆる未来型の医療都市とか福祉都市とかいうような表現を解釈しますね。そういう意味では市長の言っておられます未来型の石岡市、福祉型の石岡市、福祉の未来ということでは、一定のそういうバリエーションを示していただかないと、私どもは市民に今度の市長は未来の福祉型都市石岡市を目指すんだということに聞かれて、一体それはどういう意味なのかと言われても説明ができないんですよね。それは市長の答弁では3年間の総合計画に位置しながら、何とか位置づけていきたいということでは、その位置づけるものが見えてないんですよね。先ほどの答弁の中で漠然として市営住宅の中に身障者が入れるものをつくりたいということだけでは、未来型の福祉都市という表現は非常にまずいんじゃいかと、このように思うわけです。これは論じてもしょうがありません。総体的に市長、自分で掲げた政治公約ですから、大事にしていただきたいし、実現に向けて市長就任早々ですから、いろいろ考えてても100%表現できないと、このように判断をいたしますんで、細かいことは聞きません。  それから、何点か大事な点ですね。ちょっと聞いてる中で市民サービスシステムというのは何ぞやと聞きましたら、弁護士に相談したり、住宅問題を解決したり、悩み事相談というようなことですね。ですから、私は市民サービスシステムというのは今やってることを表現を変えただけだというふうに思うわけですが、実は選挙公約の中では、いろんな問題を改善する市民サービスというから、私は新たに機構改革の中で自分の理想とするようなサービスシステムでもあるのかなと思ってたら、これもちょっと物足りなかったといいますか、余りはっきりしない。  それから、女性の参加、登用、これは市長まさしく女性に人気のある市長らしく、また現代を象徴するように本当に女性の政治の参加、意識の革命、諸問題解決の中には、私は本当に大事なことだと思うんです。そういう意味では、これは絶対的に市長に協賛をするわけですけれども、その後の方の問題ですね、その問題との関係の中で、積極的な登用と女性のパート、再就職などについて、諸問題を処理する専門機関の設置と申しますから、ちょっと難しくなっちゃった。専門的な機関というのはどういうもの、そして先ほどの市民サービスシステムと全く同じような意味に感じるんですが、この場合、女性専用のサービスシステムというのは、どういうものかなということをもう一回お伺いをしたいわけです。市政へ女性の参加、これは市長の言ってることはよくわかるんですが、最後のこれの女性のパート再就職に対する諸問題を処理する専門機関と申しますか、また新たな機関ができるのかなと判断するんですが、この辺のところももう一回お伺いをしたい。  それから、問題は教育費の父兄の軽減、これは願ってもないことですし、先ほどの市長の双方代理の問題とも関係しますけれども、教育費の父母負担の軽減、これはだれも望んでおりますし問題はありません。  その次の保育園、幼稚園の完全給食の問題ですね、これはもしかしたら印刷屋が間違ったんだか、市長の言ってることを100%とらえないで書いたのかわかりませんけれども、完全給食、市長はその中で大事なことを言ってるんですね。お母さん方がゆとりと豊かさを求める石岡、この中には完全給食も大事だ。私はこれは残念ながらちょっとがっかりしました。今問題になっているのは、少なくとも小、中、高の給食だけは私はある一定の方向づけの中で、少なくとも幼稚園、保育園、ここらの問題では弁当をつくるお母さんの姿、その弁当を食べる子供の姿、これは親子の愛情であって、現代の中で一番失われつつある親子間の愛情の問題、これが1つ衣食住の中で今言われている中で、食の中では一番大事だ。三つ子の魂百までもということがございますけれども、お母さんが朝自分のために、私のために、僕のために一生懸命にお弁当をつくってくれた。時間に中を開き、ウサギの絵があったり、タコの踊りを踊ってるようなソーセージがあったり、いろいろバリエーションに富んで、子供がそれを喜んでしみじみとお母さんの愛情を感じる、これが幼児教育の私が原点だと、このように思います。ややもすると現代は機械的で、まさしく同じように機械的に機械的にと処理されていきますと、人間の価値観、そういうものの中で親子の触れ合い、親子の愛情、私も小さいころよくお弁当を持っていきました。農家の7人兄弟のばっちですから、本当に貧しい生活をしました。お母さん、きょうは何をお弁当につめてくれたか、お昼の弁当のときに今の時期ですと切り干し大根に昆布の佃煮に梅干しぐらいの弁当の中身だったけれども、非常に感謝をしながら食べておりました。正月の今ごろは弁当の中に厚いもちを焼いて、弁当のふたが持ち上がってしまう。歯が折れそうな堅いもちであっても、お母さんが焼いてくれたと、本当に愛情を感じ、お母さんは大したものだ、お母さんありがとうと、こういうような気持ちで弁当をいただいた記憶がございます。同時にそういうことを考えますと、完全給食サービスも結構でございますけれども、私は父母負担の軽減は結構ですけれども、少なくとも幾ら世の中忙しくても、幾らお母さん、お父さんが職場に進出をしたこの忙しい時代でも、お母さん朝の30分の子供さんの弁当の時間だけは絶対与えるべきだし、与えてやってほしいと、このように願うわけであります。市長の公約といえども、私はこれについては真っ向から反対を、そういう1人でございます。ただ、金銭的な負担ばかりではなくて、そういう1つの親子のきずなを大切にしたい。先ほどの市長の弁当を完全給食にして、心の豊かさとそういうものを求めるんだということについては、私は真っ向から違った意見を持っております。そういう意味では給食の完全主義について、今後の市長の一考を訴えながら、私の3回目の質問を終わります。  なお、次会3月にまた質問を予定しておりますので、そのときにはひとつ具体的な中身の入った市長の答弁を心から期待を申し上げまして、私の3回目の質問を終わります。今後市長におかれましては、正々堂々と5万市民の幸福を願って奮闘することを心からお願いを申し上げます。ありがとうございました。 24 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 25 ◯市長(木村芳城君) 3回目の御答弁を申し上げるわけですが、自分の公約に対しましては、五万余市民の豊かな暮らしと幸せな生活ができるものをいつも念頭に置きながら、一生懸命に努力していきたいと、こういうようなことでおりますので、御理解をいただきたいと思います。  市民のサービスシステムのことにつきましてと、女性の市参加の専門機関とのかかわり合いはどうかという御指摘でありますが、専門的な機関とは一部市民サービス的な要素も含めてここにとらえていることもあります。特に、行政に女性がいろいろと発言をしていただいて、意見をちょうだいすると、こういうふうな基本線に私も持っていきたいと、こういうふうに考えております。  完全給食等につきましてのお母さんの愛情、本当に胸にじんと来るものを感じられ、私も一部ではお母さん方から海老澤議員の言うような給食に対することも聞いております。十二分に世論を聞きながら、実施との検討には進めていきたいなと考えている次第であります。 26 ◯議長(金井一夫君) 14番・寺内 毅君。              〔14番・寺内 毅君登壇〕 27 ◯14番(寺内 毅君) 14番・寺内でございます。2日間にわたる一般質問において、熱の入った論議が行われているところでございます。しかしなら、答弁者である市長からはそれぞれの質問に対して適切な答弁が返ってこなかったというのが私の率直な印象であります。そこで、私は市長に指摘をしておきたい。この定例会での論議は我々議員にとりまして公式に市長にその考えているところのものをただす唯一の場であり、かつまた機会であります。あなたの好んで用いる対話の場でもあると思料するところでもあります。議会はまず言葉ありきであります。言葉という真剣を持って論議を闘わす場でもあると私は信ずるものであります。そこで要求されるものは、明確な言葉と明快な論理であります。これなくしては議論は進展いたしません。言葉の持つ意義と重みを十分に理解されて、答弁されるようお願いを申し上げる次第であります。前置きはこのくらいにいたしまして、通告順に従ってお伺いをしてまいりたいと思います。  連日の質疑と重複するところもございましょうけれども、率直な御答弁を期待するものであります。最初に、市長の後援会活動についてということでお伺いをいたします。さて、代議制度を基礎とする民主政治の出発点は選挙にあるわけであります。その選挙のあり方を規定しているのが公職選挙法であります。同法第1条は、「この法律は日本国憲法の精神にのっとり、その選挙が選挙人の自由に表明する意思によって、公明かつ適正に行われることを確保し、もって民主政治の健全な発展を期することを目的とする。」と規定しております。代議制による民主政治はとりもなおさず公明かつ適正な選挙が実施されることによって、初めて健全な発展をするものとしているわけであります。この法律の立法趣旨にのっとって、市長の後援会活動について、検討をしてみたいと考えるものであります。  まず第1に、市長の後援会が政治資金規制法にのっとった確認団体であるならば、その運営の資金、すなわち収入はどのように調達されているのか、これは多くの市民が今回の市長選挙を通じて感じている大きな疑問であります。駅前通りにある常設の事務所、石岡一高前にある仮設の事務所、さらに選挙事務所に使用された旭台の仮設事務所と、確認できる範囲だけでも後援会事務所が3ヵ所に及んでいるのであります。特に、旭台の事務所の規模の大きさは、かつてないほどに大きなものであり、近隣の住民も驚くばかりであったと言われているのであります。そして、昨年10月20日以降告示日まで同事務所において集会が開かれ、市内各地から大型バス、あるいはマイクロバス等で多数の市民が運ばれ、集会が開かれていたと仄聞しているところであります。また、この際缶ビール、紙カップに入った清酒、缶入りのウーロン茶、あるいはジュース、それに洗濯用の洗剤の入った紙袋が配布されていたのであります。これは私も確認をしておるところであります。また、ある会合で市長の支持者からあれは850円くらいのものだから、選挙違反でないという卓説を聞かされ、驚いた次第であります。また、選挙告示日に調達された大型バス、マイクロバス等の数を見ますとき、その費用はすべて参加者自身によって賄われたものであるか、大きな疑問を禁じ得ないのであります。また、参加者に配布された物品はまさしく選挙法の許容するところの範囲をはるかに逸脱したものであると言わざるを得ないのであります。この物品につきましても、私は確認をしております。さらに、この際問題とすべきことは、昨年11月27日、同28日、同じく29日と3日間にわたって、朝日新聞朝刊の県版に掲載された石岡市長選を前にしてという小見出しのついた連載記事のコピーが、物品とともに入っていたことであります。この記事自体、公選法第148条に抵触するのではないかと考えられるものであります。この連載記事は、読者をしてミスリードするように書かれているものではないか、私はかように感じたものであります。このことは幾つかの事実をもって指摘すれば明らかであります。それにもまして、このコピーの配布は明確な文書頒布違反であります。同法第142条違反であります。市長自身も旭台の事務所においてみずからの市政に関する所信を述べておいででありますから、これら一連の後援会活動について、どのような所感を持っておるか、お伺いをしておきたいと思います。  さらに、後援会の運営費用がどこから調達されてきたのか、御説明を願いたいと思います。  さらに、総務部長にお伺いをしておきたいと思います。今回の市長選挙における法定費用はどのくらいであるか、その金額をお示し願いたいと思います。  次に、市長の選挙運動期間中の発言についてということでお伺いをいたします。まず第1点といたしまして、このたびの市長選挙において、あなたは何をテーマとして市民に訴えたか、御説明を願いたいと思います。あなたが街頭演説で言ってること、また応援弁士の言っていること、その大半がたまご博疑惑と密室政治、さらには8億円の金権候補という言葉などが、今なお私の耳の底に残っております。選挙告示前に日本商工連盟石岡支部主催の政策発表会の席上で、あなたの政策を聞く機会を得、初めて政策を聞くことができました。あなたの政治的理念、あるいは哲学、あるいは立候補するに至った経緯といった基本的な事柄ついては、20年余にわたる幼児教育を通じて子供たちから教えられた。うそをつかないこと、公平に扱うといったことでありました。具体的な政策としては、今でも私の記憶に残っているところのことは、商業の活性化との関連で、大学のブラスバンドとチアガールを招き、月に1度100万円の予算で通年行うということ。それに子供のお城をつくるということ、さらにその城の中で大人たちは子供たちが遊んでいる間、カラオケスタジオで歌を歌って楽しんでいただくという、そのような施設をつくりたいということでありました。それにつけ加えるならば、10カ年総合計画にも基づいて市政運営をしていくことが基本政策であったかと思います。以上が私が選挙告示前に知り得た情報であります。そこで二、三点お伺いをしておきたいと思います。  1つは、市長のたまご博事件についての認識であります。新聞、テレビの報道で疑惑と言ってることについて、あなた自身疑惑をどのようにとらえているか、御説明を願いたいと存じます。そのことはあなたの言うところの取り戻すべき石岡という選挙コピーと密接な関連があると考えられるからであります。また、密室政治というとき、それはたまご博協会と石岡市との間に締結された協定書の存在との関連で言っているのであろうかと推測しているところでありますが、いかなる意味で言っておられるのかお答えを願いたいと思います。  また、このことは開かれたガラス張りの市長室と、また年頭のあいさつに述べておられ、対話による開かれた市長室、職員が気軽に入っていかれるという市長室とは一体どのような市長室であるのか。現実の実務を行う執務室としての市長室との関連において御説明を願いたいと思います。  さらに、8億円の金権候補とは一体何を意味したのか。仄聞するところによれば、これは霞台厚生施設組合の焼却炉の落札価格と三菱重工等の入札価格38億円との差額が8億円であり、それが選挙資金に流れたというのであります。あなた自身、集会においてこのことに言及をしたことがあるかどうか。また、あなたはこのようなことが現実にあり得るかどうか。あり得ることかと考えておられるか、明快なる答弁をお願いする次第であります。  次に、市政運営についての考え方についてお伺いをいたすわけでありますが、その前に去る1月7日あなたが職員全員に昼食として七草がゆを提供したことについてであります。それがいかなる金額がかかったにせよ、公職選挙法第199条2項で言うところの寄附行為に当たるということであります。すなわち、これは禁じられている行為であります。あなたは昨年の4月陣中見舞いとして市議会議員候補全員に20本の清酒を贈り、この公選法違反に問われ、刑事訴訟法第248条による起訴猶予の処分を受けておるわけであります。このことは、違反事実があったということであります。それゆえに、今回の七草がゆの提供については、歳事の一興といった考えであったかもしれませんが、それが公選法違反であるということで、昼食に行かなかった職員がいたということであります。公務員には率先して法を遵守する義務があります。特別職であっても、また同様であります。私がただいま申し上げていることについて、あなたがもしも重箱の隅をようじでつついているごときものであると考えているとするならば、職員の頂点に立つ者としてその順法精神の欠如を非難されたとしてもいたし方ないと思料するところであります。市長の御見解を賜りたいと考えます。  また、この件につきまして、総務部長名で職員に連絡があったと仄聞しているんであるが、選挙管理委員会の書記長の立場である者が、このようなことについて意を用いなかったとするならば、まことに由々しきことと言わなければなりません。総務部長にも御見解をいただきたいと思います。  そしてまた、できますれば県の選管にこのことについて問い合わせを願いたい。そして本会議において御報告を願いたいと思います。  さて、本題に入るわけでございますが、以上述べてきましたように市政運営の基本は、順法の精神の有無であります。地方公務員法第32条においても、職員の順法の義務が明確になっているところであります。さて、連日市長の選挙時における公約、あるいは政治姿勢について論議が交わされているところでありますが、その明らかにしている基本的な考え方としては、子供より教えられたといううそをつかないということ、公平に取り扱うということ、さらには市民との対話による行政の推進、とりわけ日の当たらない環境にあっても、一生懸命まじめに努力する人、そんな人が報いられる行政を進めたいと考えておるようであります。市民との対話による市政の推進ということが、市長の発言の中で随所に出てまいります。市政運営を対話によって行っていきたいというのが市長の基本的な考えのようであります。広辞苑によりますと対話とは「向かい合って話をすること、相対して話すること、2人の人が言葉を交わすこと、会話、対談」となっております。私はここに立ってあなたに質問をしているところでありますが、これも対話の1つの形式であります。そしてあなたの大切にしたいというけじめのある対話の1形式であるわけであります。また、あなたはまたこうも言っておられる。対話は雑談ではありません。話すということは真剣勝負です。今まさにその状況にあるわけであります。しかしながら、これまでの市長の発言の文脈からいたしますと、念頭にある市民との対話は別のものであると私は理解するのであります。ここで市長にお伺いをしておきたい。行政の実務という観点から申しますならば、あなたの言う市長との対話、市民との対話ということ、抽象論としては成り立つかもしれませんけれども、具体的な、あるいは現実のものとしてはほとんど不可能であろうかと思われるのであります。いつ、だれと、どこで、何を、なぜどのようにして対話をするのか、具体的な場面を想定して考えてごらんなさい。今申し上げたことを具体的に特定してごらんなさい。日時、場所、どの市民とどのような課題で、どのような形式で、なぜ実行するかということ。しかも市長としての日常的な執務があるわけでありますから、市長の言うところの市民との対話を中心とした市政などということは、市民に対する単なるリップサービスであると言わざるを得ないのであります。論語にある有名な言葉に、巧言令色鮮矣仁、つまり口先がうまく、顔色を和らげて人を喜ばせ、こびへつらうこと。仁の心に欠けることとされているの意であります。民主政治は常に衆愚政治へと堕落していく危険をはらんでおるのであります。それは古代アテネの民主政治の歴史が我々に教えているところであります。  以上が、これから市長の手で推進されようとする市民との対話による行政に対する私の見解であります。市長から私の見解に対して、御批判をいただき、しかる後あなたの考え方をお示しくださるようお願いをいたしまして、第1回の質問を終わる次第であります。 28 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。                 午後2時54分休憩           ───────────────────────                 午後3時13分再開 29 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 30 ◯市長(木村芳城君) 寺内議員に対しまして、御答弁をいたします。  最初に、後援会の活動でございますが、後援会の活動内容につきましては、私としては発言を差し控えさせていただきます。  市長の選挙期間中における発言等でございますが、たまご博との関連、そして疑惑等についてでございますが、過日も答弁いたしましたようにたまご博の件につきましては、私もいろんな市民からお話を聞いてるだけでやったものですから、その点につきましては自分の疑惑に対する考えだとか、そういうようなことにつきましても話の中にあったことかなと、こういうことであります。  それから、市長室の云々でありますが、市の職員の方々も、それから市民の方々もだれも来てあの部屋で話をして、皆さんの考えてること、役所の職員であれば各部の市民から聞かされていること、そういうことを私が行かなくても、あの部屋に市長がいるということを確認しながら、どうぞ入ってきて、私に聞かせてくださいと、こういうことが私の姿勢でなければならないと、こういうふうに思って市長室は皆さんで来てお話を聞かせてくださいと、こういうことでおりまして、ついでに話をしていたわけで、これも対話が大切であるという自分の信念と、密室でやらないで、皆さんの話を聞いた中で、最大公約をとらえながら進めていくと、こういうことを含めて話をしていたわけであります。  8億円の云々ということで、3点目によりますが、私の近くのごみ焼却炉の煙突から降るばい煙とか、そういうことは私は毎日のように見ながら生活しているよと、こういうようなごみ、それから環境整備のことについての話はしておりましたけれども、その点についてはそのお金の云々というようなことは後援会の方々のお話があったのかなと、こういうことで承ったわけであります。  それから3番目の市政運営の中での1月7日の七草がゆの件でございますが、私はこれまで農家で育って、慣習でありますが、いろんな面での農家でのものを自分なりにやってまいった1人でありまして、きょうも家で七草がゆだから、皆でも食べるだろうなということであったものですから、市の職員も季節の最初のあれで、みんなで食べてもらいたいと、そしてけがもなく1年間年度でもみんなで楽しく、そしてみんなの意見も十二分に聞くと、こういうことの本当の私の気持ちがそういうところからあらわれてしまい、七草がゆを食べて無病息災といいますか、病気もしないで市民のために一生懸命やりましょうというようなことで1月7日の日に七草がゆを出しまして、食べてくださいよといって私も各部の方にお話をしたわけであります。どうか、費用のこともありますが、そういうことで私が職員にしたと、1月7日の七草がゆでございます。  それから、対話は真剣勝負である、このような年頭のあいさつであったということでありますが、雑談もそれは大切な話をしてくれている中でもあります。しかし、私としては皆さんと会って、今このことを言ってるものを聞き取れるか聞き取れないか、こういうことは真剣勝負でやっていかなければならないという姿勢で対話に臨みたいと、こういうことでありますので、御理解を賜りたい。 31 ◯議長(金井一夫君) 総務部長・苅部君。              〔総務部長・苅部一太郎君登壇〕 32 ◯総務部長(苅部一太郎君) お答え申し上げます。  最初に、第1点目の今回の市長選挙における法定の選挙費用でございますが、今回の法定の選挙費用は376万4,000円でございます。  それから、七草がゆの件でございますが、これにつきましてはただいま市長の方から御答弁がありましたが、ただいまのような趣旨で当日の朝市長を通じまして、私の方に話があったわけでありますが、既に市長の方で用意をしたというような中で、私どもとしましてもそういう事情等がありましたが、既に用意をされたということで、正式的に私の総務部長によった文書ということではなく、市長がそういう趣旨で用意をされたそうですからということで、担当部長さんあてに所管の私どもの方から話をしたというのが経過でございます。以上です。 33 ◯議長(金井一夫君) 14番・寺内 毅君。              〔14番・寺内 毅君登壇〕 34 ◯14番(寺内 毅君) 2回目の質問をしたいと思います。  総務部長にお伺いします。市長が用意したからそれで連絡をしたと、趣旨はこうだからと、今市長が言われた趣旨は私もわかるんです。だから言ってるでしょう、歳事の一興だと、しかしながら公職選挙法199条の2項、こういう条文があってそういうことはしてはならないということになってるわけですよ。それじゃ、まず具体的にもう1つ聞いておきますけれども、この費用はどのくらいかかったのか、費用ですね、とりあえずまずそれを御説明願います。  それから、少なくとも総務部長は先ほど私が申し上げましたように、選挙書記長です、選管の。そういう立場にいるわけですよ。ですから、本来だととめなければならない立場にいるわけですね、たとえ市長がどうあろうともですよ。それは確かに地方公務員法の何条かにありますよね。上司の命令には従わなきゃならんという、地公法第32条、法令等及び上司の職務上の命令には従わなきゃならんという条文があります。七草がゆを出すということは職務ですか。そうだとすれば七草がゆ自体が公費で賄われたということになるわけです。後で県の選管の方からどういう回答が戻ってくるか知りませんけれども、非常にこういった問題については雑ですよ。市長もあなたが今どういう立場にいるかということを十分わかってるんだから、そういったことに対して慎重でなきゃならんわけです。今幾らそこであなたが真情を吐露しても、それは人情論とか、心情論としてはだれもごもっともと思うかもしれません。そのくらいいいだろうと言うかもしれない。しかし、法があってそういうことが違反だというような形で適用されるならば、当然違反は違反ですよ。少なくともあなたが今から石岡市の長として、これから市長としてやっていくわけでしょう。法律を遵守しなきゃならん立場にいるわけですよ。そういうことについて、融通むげに自分の裁量でこの辺までいいだろうとか、あの辺までいいだろうとかいうわけにはまいらないわけですよ。地公法第32条では明確に言ってるんですね。職員はその職務を遂行するに当たって、法令、条例、地方公共団体の規則及び地方公共団体の機関の定める規則に従って、かつ上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない、これはみんな職員がこういうふうにやってるわけです。その頂点に立ってるのがあなたですよ。だから総務部長は確かにあなたの命令に従って職員にそういう連絡をしたのかもしれませんけれども、法律違反をしてもいいということはないわけですよね。これは公務員というものは法律を遵守しなきゃならん、法令を遵守しなきゃならんという義務があるわけです。これが民主政治における三権分立の明確な国会が法律をつくり、行政がその法律に従って行政運営をしていく。それを侵したものは司法が裁く、そういう形になっておるわけですよ。これは民主政治のいろはじゃないですか。小学校でもやってますよ、このことは。少なくとも市長、あなたは昨年の4月に起訴猶予になってるんです。私は先ほど指摘したように、起訴猶予というのは検察官が今これを起訴して裁判にかけるに十分でないというふうに判断をした。犯罪事実はあっても、それまでする必要がないという判断、いわゆる起訴便宜主義によって、あなたは起訴猶予という立場になったわけです。これは重大なことです。非常に軽く考えてられる。それがあなた、いいですか、無事息災を願って七草がゆを食べていただくんだというあなたの善意、子供のような無垢な善意、しかしそれに対してそれは公職選挙法に違反するんじゃないかといって、食べにいかなかった職員もいるんですよ。これはあなたどう考えますか。けしからんと思いますか。  それで、私はあなたに質問した中で、この霞台厚生施設の入札に関するいろいろな事柄ついて、集会やなんかで言及したことはございませんかという質問をしましたけれども、あなたはそれに対してお答えをしてない、返ってない。で、もう1つ聞いてるわけです。私が先ほど入札価格と落札価格と、三菱重工が入札した価格38億1,000万円、その差額が8億円くらいあるわけですよ。それが巷間いろいろなことが言われてるわけです、その差額がどうした、こうしたということで。朝日新聞が11月28日の記事で書いてるわけです。「あいまい決着、最高値の業者落札。価格根拠明確にせず」とこういうふうに書いてるわけですよ。今この焼却炉、千代田村でも今広域でやろうとしておりますけれども、あれは私が調査した範囲内においては、今ごみ焼却炉1トンにつき建設費5,000万円ですよ。今石岡の霞台でやっているところの焼却炉は今の価格に直せば少なくとも60億円以上かかるわけです。126トンですか、そういう今情勢なんですよ。石岡市は46億円何がしで請け負わせたわけです。こういうことについてのデマゴギーが頻繁に選挙中にやられてるわけです。あなたも街頭で一緒に弁士がしゃべってるのを聞いて知ってると思うんだ、彼何て言ってました。8億円の金権候補と明確に言ってるんです。その根拠はこれなんですよ。  それから、私はいずれにしてもこれ以上質問する気はありません。あなた確かに対話ができるというふうに錯覚を起こしてるんです。本気真剣に考えてないから。あなたは300日も戸別訪問して歩いていて、選挙運動やっていて、確かに暇だったでしょう。現実に石岡市役所に来てごらんなさい。あなたそんなことしてる暇ありますか。しかも、職員に入ってきなさい、あなた言葉はいいですよ、それは。だから先ほど私が言ったでしょう、それはリップサービスだって。職員はいつ入っていけるんですか。何のために入っていくんですか。気軽に話をする。だから先ほど私が5W1Hでちゃんと聞いてるでしょうよ。いつどこで何をなぜ何のためにどのようにしてやるのかと。そういうテーマがあって初めて人と対話をして実があるんでしょう。あなたの答弁は今雑談というふうな方向へ受け取ってるようだけれども、そんなこと聞いてるんじゃないですよ。私たちはここの場でしかあなたの本当の今市長として何を考えているかということを聞くことができないわけですよ。ほかの場所で聞いてごらんなさい。これはまさに密室政治じゃないですか。で、私は1つだけ聞いておきます。あなたが言う密室政治とは一体どういうことか、具体的に説明をしてほしい。  先ほども海老澤議員、冒頭では鈴木重夫議員、皆さんいろいろ質問をしてた。しかし、私は一生懸命メモをとってたわけですよ。とれないんですよ、あなたの答弁について全く。主語がどこで述語がどこへ来るんだかわかんないんですよ。それ、あなたに申し上げておきますけれども、例えばこういうやりとりを市民は何て言ってますか。市長をいじめてると言ってるんですよ。情けないじゃないですか。あなたいじめられてるというふうに市民の目に映ってるんですよ。あなたの支持者がそういってる。何で私があなたをいじめてるんですか。あなたにお伺いしてるんです。言葉のやりとりの中て、言葉の強弱もあったり、いろいろな内容について厳しい言葉を使うこともあるかもしれません。しかし、これは論戦だからいたし方ない。それはとりもなおさず、5万1,800人の市民のためにどういうことをしたらいいかということで真剣に我々はここに臨んでるからですよ。あなたは選挙中、具体的な政策、あるいはこうやりたいとかいうことについて、全く訴えてない、そう言っては悪いけれども。  私が先ほど指摘したように、商工連盟のあのときに聞いたのがあなたの政策の最初です。あなたの政策について聞いたのあれが最初です。それであのとき私が少なくともメモをしておいて、これとこれとこう言ったなということで、あなたに先ほど申し上げたわけですよ。あなたは商業の活性化のために大学のブラスバンドを呼んだり、チアーガールを呼んで、100万円をかけてやるんだというお話をしてる。私はそれがどうして商業の活性化につながるんだかわかんないんです、そこの論理がさっぱり。こういうことをこういうふうにしてやって、こういうふうにやるから、そのときたくさんの人が集まる。ただ人が集まっても、その商店街というときに、一体どこの商店街を指しているのか。そういう具体的なものがなければ、我々はわかんないわけですよ。それも100万円も使ってやるんですよ。あなたの公約では税金のむだ遣いは絶対に排除すると言ってるんですよね。そういう言葉と全く矛盾するわけですよ。先ほどの七草がゆについてもそうですよ。皆さん朝食を食べ、必ずしも七草がゆを食べなかった職員いるかもしれません。しかし、それは食事をどうするかなんていうのは、個人の自由ですよ。そこまで市長が気を配る、あなたは大変気を配ったつもりでいるかもしれませんけれども、そういうことじゃない。少なくとも職員にそういう心配をさせたということは重大なことですよ、これは。私はこのことについて、あの食堂を管理している担当の部はどこかわかりませんけれども、担当の部長に聞きます。七草がゆは何食出したのか。かかった費用。先ほど答弁してくれと申し上げましたけれども、明快なる答弁をいただきたい。  市長、くどいことは言いませんよ。私はもうあなたにきょうは質問するつもりありません。1つだけ聞きます。あなたの言う密室政治とは一体何か、明確にお答え願いたい。以上です。 35 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。                 午後3時39分休憩           ───────────────────────                 午後3時41分再開 36 ◯議長(金井一夫君) 再開をいたします。  市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 37 ◯市長(木村芳城君) 答弁いたします。  1月7日に出しました七草がゆのことでありますが、私といたしましての心情は先ほど答弁いたしたとおりであります。法を守らないようなことでなくて、職員と一緒にそういうようなことであればということで、小さなおわんで一口だけでもみんなで食べてもらいたいと、こういうようなことで私の方から勝手に食堂の方にお願いをしていたものですから、また費用とかいろんなものについてはまだ何とも言っておりません。  それから、私の密室政治でどういうふうなことなんだと、こういうことでありますが、私は市民の批判のあることを受けとめて、そして批判のないように努めているというのが1つの密室政治の中で起きないようにしていくということで、その上に対話を十二分にしていく、こういうことでありますので、御理解を賜りたいと思います。 38 ◯議長(金井一夫君) 総務部長・苅部君。              〔総務部長・苅部一太郎君登壇〕 39 ◯総務部長(苅部一太郎君) お答え申し上げます。  ただいまの七草がゆの件での公職選挙法第199条の2、公職の候補者等の寄附の禁止の条項とどうなんだという御質問でございますが、これらについては市長のポケットマネーというような場合、抵触するというような判断が県の方では言われております。  それから、私の立場での問題でございますが、七草がゆを提供した日、用意をする前段におきまして、市長の方から相談等があればと思っていたところでございますが、先ほども申し上げましたような状況の中で、市長としましては既に用意をしてしまったという状況の中からあのような取り扱いをしてしまったということでございまして、私どもとしましても今後十分に留意をしまして、これからの職務執行に当たりたいというように考えておりますので、御了解賜りたいと思います。 40 ◯議長(金井一夫君) 14番・寺内 毅君。 41 ◯14番(寺内 毅君) 先ほど質問しないと言っていたんですが、私は質問するつもりはございません。要望しておきます。  これまでの論議を通じて全くかみ合わない。質問しても全く返ってこない。今もあなたの考える密室政治は何かと、私はよく理解できませんでした。3月議会においては、これはいじめるとか、いじめないとかの問題、そういう次元で物を考えることじゃないでしょう。そういう印象をきょうこのように傍聴にきている市民に与えたとすれば、これは市長あなたの責任ですよ。冗談じゃないですよ。おかわいそうとか、そういう話は我々聞いてられない。そうでしょう。あなたが市長にここへ出てきたのは、市長として務まるから出てきたんでしょう。やれる。5万1,800人の市民のために、あなた何回も言ってるでしょう、幸福のためにやるんだと。だとするならば、その5万1,800人の市民の負託にこたえて、我々が質問をしている。我々もあなたと違って二十何人かで選挙やって出てきた人間ですから、何千、何百というような票の中で当選をしてここにみんな上がってきてるわけでしょう。立場は違っても、少なくとも我々は市民の代表であるということ、そういう自覚でやってますよ。ですから、勉強もします、わからなきゃ人にも聞きます、そうしていろいろそれこそあなたが言う対話をやって、市民と、そしてここに臨んでるわけですよ。あなたも8年議員として総務委員長までやったそういう立場の人間でしょう。だとすれば議会というものはどういうものかというのは、少なくとも知らないとは私は言わせませんよ。あなたは選挙中に、その経験を生かしたいということを明確に言ってるんだから。これから少なくともこの後菱沼君が今質問する予定でいるわけですけれども、もう初めから実際に今議会中質問をやめようかという雰囲気があるわけですよ。答弁が返ってこないんだから、やったってしょうがないだろうと、そういう判断ね。私も途中で原稿を書くのやめようと思ったわけですよ、本当に。そういうことは市民に対する背信行為でございますからできません。私は問題があればどのような問題についてもただします。私はこの機会にあなたに申し上げますけれども、3月議会においては十二分に、それこそあなたの好きな言葉、十二分に研究をなされ、対応をしていただきたい、こう御期待を申し上げて質問を終わります。 42 ◯議長(金井一夫君) 8番・菱沼成房君。              〔8番・菱沼成房君登壇〕 43 ◯8番(菱沼成房君) 8番・菱沼でございます。通告に従い御質問をさせていただきます。  木村市長には今回の市長選に勝ち抜かれ、晴れて石岡の市長となられたことに対し、心からお祝いを申し上げたいと思います。おめでとうございました。あたなはこれから4年間、執行者として御自分の夢を実現される立場になられたわけでありますから、21世紀に向かい、残された今後8年間の行政のかじ取りは我々議会ともども大変なときであると思料されますけれども、頑張ってほしいと思います。今、全国で注目の島根県出雲市長岩国哲人氏は4年間で何ができるかと自分に挑戦し、数々の実績を残されていると聞いております。1人の人が情熱をもって行動したときは、市民はもとより県、国も動かすという事例ではないかと思います。市長はそういう立場に立たれたわけでありますので、4年間、21世紀の橋渡しとして御活躍を御期待申し上げます。  さて、本題に入りますが、今までの質問で若干重複する問題もあると思いますが、私なりにお伺いをいたしますので、よろしくお願いをいたします。まず最初に、教育行政についてであります。その1つには、今問題になっております学校の週休2日制の問題であります。最初は月1回実施のようでありますが、将来は完全週休2日制になると思います。日本人は働き過ぎと諸外国のつき合いもあるかと思いますが、銀行、諸官庁等、その思想は行き届きつつあります。しかし、実際に働き過ぎと言われるほど経済的に豊かと言われても実感としてあるかと言われますと、実際のところその実感はないというのが多くの人の感じているところではないかと思います。しかし、実際教育界にもこのような時代になってきたわけでありますので、この思想なり関係省庁の指導はどのようになっているのか、またどう対応していくのか教育長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。  次に、仮称国立考古学博物館に関する問題であります。この件に関しては何度もお伺いしているわけでありますが、市長も新しくなられたわけでありますので、教育長には現況、市長には取り組み方についてお伺いをしておきます。  次に、中学校へのパソコン導入についてであります。この問題は時代を感じる問題でありますが、文部省主導で過去にはLL教室導入で施設の充実を図ったことがあったわけでありますが、先生の不足か施設の活用が思わしくなく、宝の持ちぐされ的な感もあったわけであります。パソコン導入に関しては、機種選定の審議会等も持たれているように聞いておるわけでありますが、問題は教える先生の教育が大事ではないかと考えられます。県には教育研修センターの開校も間近と聞いておりますが、そういう研修もあるのか、また施設の概要等お聞かせ願いたいと思います。  次に、道路行政についてでお伺いします。まず6号バイパスの問題の現況でございます。今当市にとって、何がおくれているかと言いますと、道路問題ではないかと思います。この車社会において道路行政のおくれは、市の活性化のブレーキになってしまいます。前の上野榮一議員からの質問にもあったように、インターが石岡にあったら、工業団地の活況はどんなものかと想像します。それと言うのも、岩間インターの近辺を見たからであります。土地の無指定という状況もあるかと思いますが、工場群が立ち並び、あの山の中にと思うところにいつの間にか建物が建っているわけであります。これはインターに近く、輸送関係に便利であるからだと思います。これは輸送の時間が軽減されるという実例でありますが、6号バイパスの問題は渋滞のために敬遠されることであります。前山本市長は6月定例会で、昨年11月ごろ路線決定に持っていきたいという話があったわけであります。その後どのようになっているのか担当部長にお伺いします。また、市長にはこれからの対応を再度お聞かせいただきたいと思います。  次に、355バイパスの問題であります。この問題は、路線決定以来、大分用地買収は進んでいるように聞くわけでありますが、現況どのようになっているかお聞かせ願いたいと思います。以上第1回の質問を終わります。 44 ◯議長(金井一夫君) 教育長・大内君。
                 〔教育長・大内秀男君登壇〕 45 ◯教育長(大内秀男君) 御質問にお答えを申し上げます。  まず最初に、学校の5日制の問題でございますが、文部省の学校運営等に関する調査研究協力者会議での中間報告では、先ほど御質問がございましたが、平成4年度の2学期から土曜日を月1回休みにする5日制を導入すべきであるということを打ち出したもので、漸次段階的にふやすという方向を示してまいったわけでございます。このことは2カ年にわたる全国に設けた68校の実験校の研究の結果でもあるわけでございます。当市におきましても、それぞれ学校で既にその心構え等につきましては十分御検討がなされたものでございます。御案内のとおり今の子供の状況は学校では勉強でありますが、それから部活、家に帰ると塾が待ってるわけでございます。さらに自宅での勉強では宿題に追われている。ですから、人とのつき合い方などを培うに欠かせない外での遊びですが、戸外での遊びが少ないわけで、自然との触れ合いとか、他人を思いやるような社会体験が不足がちであるわけでございます。地域社会での子供の生活時間があってこそ望ましい人間形成が図られるものでございます。ですから、私は土曜日の午前中なんですから、児童生徒の自由時間にさせて、子供のゆとりにつなげてあげたいなと考えておるところでございます。もちろん、学校では学習負担がふえないように、指導内容や方法を改善する工夫は必要であると思います。もちろん教育水準を維持することも、これも欠かせないことでございます。そういう意味から、十分文部省の指示を待ちながら、体制を整えていきたいというふうに考えておるところでございます。  次に、仮称国立考古学博物館の誘致に対する現状でありますけれども、これまで2度にわたりまして、平成元年11月、それから平成3年5月、県知事あて市長名で要望をいたしてまいったものでございます。茨城県では、国の方に要請をいたしておりますが、今のところ具体的な動きはまだないようなんですが、他県からも国の方に誘致要請が出ておりますんで、なかなか誘致運動は激戦であるというふうに私も受けとめておるわけなんですが、私どもが県の方に出向いた都度話題にしながら博物館の構想、その他についていろいろ話をしておる状況でありますけれども、なんせ内容的にも規模も大きいものでありますから、いずれにいたしましてもこの政治的な働きかけがポイントじゃないかというふうに私は理解をいたしておるわけでございます。  次に、中学校のパソコンの導入なんですが、御案内のとおり学習指導要領の改定によりまして、中学校の技術家庭、情報処理にコンピューター教育が位置づけられたものでございます。コンピューターで学ぶ、コンピューターを学ぶことになりますが、石岡市におきましては平成4年から5年、6年の3カ年の計画で4中学校にとりあえず設置したいというふうに考えておるところでございます。御承知のとおりコンピューターは目まぐるしい変化をいたしております。どのようなものをどのように配置するのか厳しい選択に迫られておるわけでありますが、とりあえず機種の選定につきましては、選定委員会を組織いたしまして、先月12月よりスタートをいたしました。委員会の委員は10名でございます。小中学校から5名、教育研究会から1名、それから審議会の方から2名、市の電算課の方から1名、教育委員会から1名、計10名で選定委員会が第1回目の会議を終了したわけでございます。これから検討委員会で十分検討して結論が出せるように、出していただけるように私ども側面からお願い申し上げたい。  それから、ただいま御指摘がございましたが、直接指導に当たるのは学校の先生方でございます。これまでもいろいろ教育機器の問題では御意見がございましたんで、機械負けしないように十分研修をして、力をつけて学校教育に取りかかってまいりたいというふうに存じておるところでございます。この研修につきましては、文部省主催、あるいは県主催、教育研究会、あるいはコンピューターの研究発表会、そういったものがこれまでもございましたが、平成4年度からは多くの計画が立てられておるようでございますから、積極的に参加をしながら先生方の指導力を高めていきたいと考えておるところでございます。以上でございます。 46 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 47 ◯市長(木村芳城君) 菱沼議員に対しまして御答弁を申し上げます。  私の方に2点ほどあります1点目の考古学博物館の誘致に関する件でございますが、ただいま教育長の方から答弁いたしましたように県の方に要望書を出しているということですので、私も県の動向をつかみながら、そしてその状態でどのように対応していけるか、これから検討して、県の動きを把握していきたい、こういうふうに考えているわけであります。  なお、6号バイパスの問題の対応でありますけれども、御指摘のように十二分に早い機会にとらえて、今後も対応はしていかなければならないというふうに考えておりまして、今までも御答弁申し上げましたように、常陸工事事務所に行ったときに、路線を発表したらばすぐに取りかかれるように対応を考えていかなければならないでしょうねということに私は大変勇気づけられながら帰ってきたわけです。それですから、時間をかけても路線までには十二分に御理解をして、そして路線発表等についたらば、すぐにいろんなものが対応できるように地元としてもしなきゃならないのではなかろうかと、こういうようなことも現在お受けしている状況であります。 48 ◯議長(金井一夫君) 建設部長・松井君。              〔建設部長・松井芳雄君登壇〕 49 ◯建設部長(松井芳雄君) お答えを申し上げます。  第2番目の道路行政の中で、まず最初に6号バイパスでございますが、前段で海老澤議員にお答え申し上げましたように、この路線の建設促進につきましては、国におきましては平成3年度に関連する諸調査、いわゆる道路の構造とか、環境とかございますんで、そういった一連のルート決定にもっていく中身としまして、現在いろいろ調査をやっておるわけです。これらが順調に進めば、平成3年度、いわゆる先ほども御指摘がございましように、ルートの決定ができるんではなかろうかというようなことでございます。そういう意味から平成3年度の中でスピードアップした場合にはいつころルートが決定できるものかというようなことから、昨年11月にはできるんじゃないかというような話が建設省との間でありましたんで、その時点では11月というようなことを申し上げましたが、現時点におきましては平成3年度末ないしは4年度の初めにはルートの決定なり、発表が可能であるというようなお話を先般市長ともども常陸工事事務所の方へ、常陸太田市でございますが、こちらへ出向きまして所長ともお話をしてきたという現況にございます。これらを受けまして、市としましては即対応できるような下準備を現在してございます。以上が6号バイパスの現況でございます。  それから次に、355号線のバイパスでございますが、これらについての進捗状況は事業計画の概要を申し上げますと、事業区間としましては石岡・笠間間、延長にしまして7,850メートルございます。事業年度としましては平成元年から10年までの10カ年事業ということで計画をしてございます。それから、石岡バイパスの工区としましては、半ノ木地内でございますが、延長にしまして約1,880メートル、道路の幅員につきましては25メートル、4車線道路ということで計画してございます。既に、路線測量等、あるいは道路の詳細設計等が済みまして、現在用地買収をしているところでございます。平成2年から4年にかけまして買収をする計画でございますが、現在県土浦土木事務所、それから県の土地開発公社によって買収が進められ、石岡市としましても、担当の方で御協力を申し上げているということでございます。地権者数では35人おりますが、現在までに30人の方と契約等が成立しております。残る5人の地権者につきましても、道路の建設については賛成というようなことでございますが、ただ共有地とか、あるいは国土法の境界がまだ決まっていない部分があるわけです。そういったこと、あるいは代替えというようなことで、ちょっと時間を要するという現況にございますんで、今後これらが解決次第買収契約ができるという予定になっております。今までの用地買収の進捗率を申し上げますと、85.7%に達しているというのが現況でございます。  以上でございます。 50 ◯議長(金井一夫君) 8番・菱沼成房君。 51 ◯8番(菱沼成房君) それでは、第2回の質問をいたします。  まず最初に、1点目の学校の週休2日制の問題、ただいま教育長からお答えをいただいたわけでありますが、子供さんに休む時間を与えるというような趣旨だと今お話があったわけですが、私は逆にこの問題は、家庭における親子関係をよくするというのは、今教育長が申されたこととあると思いますが、しかし家庭においてはまだまだ共稼ぎ等が多いために、子供1人で置くというような状況が多いんではないかというところから、実際に今度は親のいない、監視がきかないところでの子供さんの管理と、こういうのが実際の問題になってくるのではないかというのが私の心配なわけです。当然学校へ行っていれば、友達と遊ぶ、運動する、その他部活あるわけでありますが、要するにそういうところでは悪さ等の問題も少ないかと思うんですが、1人やまた監視のきかないところ、いわゆる留守家庭における子供等の遊びにおいては、大人が想像つかないような遊びをするわけです。そういうことで、豊かさの反面そういった危険な問題が起こるんではないかと、そういうようなことで学校で、また教育委員会等で親子ともどものそういった週休2日制に対する指導をこれから続けていくか、その点をもう1回お伺いします。  それから次に、考古学博物館に関する件でありますが、これは今までの答えは前会、またたびたび聞いてます答えと何ら変化がないわけですが、非常に確かに大きな問題であります。しかし、きょうも何人かの方々から市長に対してのいろいろな政治姿勢の件を尋ねられておりますが、市長が言われている、いわゆるこれを私は任期中にやるんだと、こういった目玉がないような感じを受けます。確かに、市の総合計画、それから極端に逸脱するということは問題があるかと思いますが、しかし代々の市長がこれが私の目玉だと、またそういうことについて市民は大きな期待を抱いたことが今回の木村市長の誕生ではないかと私は感じるわけです。そういう意味で先ほど市長のお話を聞いていますと、県の動向、それから国の動向と言って、何かあてがわれたらやりますよと、こういうような感じを受けるわけです。これは非常に積極的ではない、与えられたらやるんだというようなことでありますと、これは本当の木村色ではないんじゃないかと、私はこれをやるんだと、こういう意味で私はお伺いをしているわけです。  で、例えば今全国的に有名になりました吉野ヶ里遺跡でありますが、この遺跡は今回国営歴史公園に指定を受けたわけであります。しかし、ここまで来るには地元関係者の並み並みならぬ努力があったわけであります。当初、県当局は開発を優先し、地元の話は聞き入れなかったということでありますが、しかし開発優先か史跡を残すか、この大きな論争の中で開発に反対を続け、そして一部全国紙に載り、ようやくその史跡がすばらしいものだと理解され、それ以来全国に紹介され、県、国を介し、現在のような国営の歴史公園になったということであります。ここで私が言いたいことは、何遍もまたできないことを言ってるなと、こういうような受け取られ方と思うわけですけれども、しかし、じゃどうするか、この問題にはどこに当たったらば、先ほどたまたま教育長は政治力が必要だなと、こういうことを言われましたけれども、じゃ政治力はどうするんだと、こういうようなことの発想から、じゃこの国会議員にお願いしたらば、この先生方にお願いしたらどうなんだと、その情熱こそが今石岡に必要なことではないかと思うわけです。ただ、あっちから来るから、こういう施設があるからやるんだと、これではいつまでたっても石岡は21世紀に対して本当におくれてしまうんではないか。もっと私が言いたいのは、積極的にやってほしいなということであります。  そういうことで、先ほども寺内議員からも出ましたように、現市長は常陸風土記の丘関連の施設で、市長は議員当時この施設へ交通機関としてモノレール設置を山本市長に提案したわけであります。しかし、今度は自分が執行者でありますから、これは実現できる立場になったわけであります。そういう意味で、あの風土記の丘をまた観光施設として発展させていくということについては、私は何とかモノレールを引いて、そういうことにやりたいと、こういうことを私は今回の大きな目玉の中では具体的に、できるとかできないではなくて、これは絶対にやるんだと、こういうことの意見が皆さんが傍聴者初め議員が希望したことではないかと思うわけです。そういうわけで、決意のほどがあるか市長にもう1回聞いておきます。  それから次に、パソコンの導入の件であります。これは先ほども言いましたように、過去にLL教室、我々文教委員会でも昨年からいろいろこの施設の活用については言ってきたわけでありますが、ようやく使われるような形になったという報告も聞いております。先ほども申し上げましたように、パソコン時代の趨勢として、もうこの導入は時代の波だと思います。家庭においては、ゲームソフトその他で子供さんはなれております。しかし、教える側がこれに対応できるのか、そのために今度は多くのお金を使いながら、例えば補助金と言いながらも、逆に使われなかったらば、生かされなかったらば現市長が言われる税金のむだ遣いになってしまうんではないか、この辺のことを懸念するわけです。これは御答弁は結構ですから、今後その活用についての徹底周知をお願いしまして、そしてパソコン導入については、活用され、そしてそれが子供の教育にまた今後の21世紀に向かっての教育にひとつ役立ててほしいというふうに思います。  次に、6号バイパスの件でございます。先ほどお答えはいただいたわけでありますが、歴代市長ができなかったこの問題をいよいよ木村市長は絶好の機会を得たと、私は思っております。先ほど建設部長からも今年度、それからもしくは4年度の当初には路線の決定がなされるんではないかと、こういうような見通しでありますが、この問題も路線が決定されたらどうか、これは我々も去年中村喜四郎衆議院議員を窓口に前回陳情にいったわけですが、その際言われたことは、いわゆる石岡は熱がなさ過ぎる、あの道路局長の言葉、もっともっと熱を持ってこいと、こういうようなお話がありました。ですから、いろいろな市民団体にしても何でも呼びかけて、そしてもっともっと行かなければ、どこでも道路はつくってほしい、こういうようなことで毎年予算が組まれるわけですけれども、待っていたんでは、この平成4年の初めの路線すらもおかしくなってしまうんではないかと、こういうように思いますので、市長には特段の情熱を持って、ぜひともおれの時代にできたんだという誇りを持って、ひとつ今後関係省庁については働きかけをお願いしたいと思います。もう1度この点は決意のほどをお伺いしておきます。  それから、355バイパスの問題について、今建設部長の方から平成元年執行、今平成3年度でありますが、用地買収については95%の方々に同意を得られてると、あと5%だと、当然この5%というのは問題があるから残ったのかと思うんですが、今までのいろいろな道路行政の何では相当な短期間の進捗状況ではないかと思います。先ほど建設部長の方からは、この用地買収については、県の開発公社が進めたというようなお話ですが、市においての担当としてはどのくらいこの95%に達成するには、当然たくさんの方々が携わったと思うんですが、どのくらいの方々が常駐してやられたのか、その辺の内容もちょっとお聞かせいただきたいと思います。2回目を終わります。 52 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 53 ◯市長(木村芳城君) 菱沼議員の考古学博物館等に対します熱意は、私もそれなりに承っていた1人といたしましても、今の取り組み方等につきましても、私も同様な考えでございます。そのようなことでこれから考古学博物館ばかりでなくて、いろんな面でもただいまのようなことで進めていきたいというふうに考えております。  それから、6号バイパス、私に熱意がなくてはならないわけですから、行政のサイドでなくて、市民の方々の応援も得ながら、一生懸命に前向きに取り組んでいきたい。 54 ◯議長(金井一夫君) 教育長・大内君。              〔教育長・大内秀男君登壇〕 55 ◯教育長(大内秀男君) 御質問にお答えを申し上げます。  週5日制の問題でございますが、昼間親なしで心配であるというような御意見なんですけれども、もちろん子供の遊びの計画とか、勉強の場とかスポーツ行事とか、そういう種々の行事計画をこれまでよりも数多くプランを立てて、力を入れて子供たちの育成に努めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。  次に、教育機器の件でありますけれども、御心配がないように努力を重ねてまいります。以上です。 56 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 57 ◯市長(木村芳城君) 菱沼議員の博物館の誘致のところで、私が議会活動の中でモノレールの設置はどうなんだというような御指摘をいただきました。早速この件につきましても、夢とロマンが私にもあるわけでありますから、モノレールのことも部下と話をしましたら、電圧のこととか、いろんなことで相当話との関係と違うのかなというふうに思った昨今でありますが、このこと一緒にヘリコプター基地をどうなんだということもお話したこともありますから、そういうようなことにも議会活動の中でした1人といたしましても、風土記の丘の整備にはこれも努めていきたいと、こういうことで御理解を賜りたいと思います。 58 ◯議長(金井一夫君) 建設部長・松井君。              〔建設部長・松井芳雄君登壇〕 59 ◯建設部長(松井芳雄君) お答えを申し上げます。  355関係の用地買収等でございますが、土浦土木事務所が事業管内になっておりますんで、土浦土木事務所の用地課、それからできるだけ早くこの道路用地の買収を進めるというような観点から、県の土地公社が応援してるわけです。そういう中で、昨年平成2年ですか、平成2年に市の職員を1名公社の方へ出向させまして、土浦土木事務所管内、これは全県下にわたるわけですが、私どもの方の立場としては土浦土木事務所管内で進めていく幹線道路、こういったものの買収交渉等に当たって、できるだけ期間を短縮して県内の道路を策定、築造していくというようなことで、1名ほど派遣をいたしまして、この任務に当たっているという現況でございます。そういう意味で、建設部の方の用地担当者もともども御協力を申し上げて、買収交渉に当たってきていると。当初は場所柄、地域的に石岡農協等の方たちも用地交渉、地権者の方の立場としていろいろ交渉に当たってこられたということで、大半がそういったことで契約交渉が成立してくる段階では、個々に契約、あるいは交渉してきたということでございまして、現在は先ほど申し上げましたように、もう85%、35人のうち30人の契約が成立しているというような現況から、あとは残された部分でございますから、それぞれの地権者の内容違いますんで、その辺を直接地権者との交渉をしているというのが現状でございます。以上でございます。 60 ◯議長(金井一夫君) 8番・菱沼成房君。 61 ◯8番(菱沼成房君) 3回目の質問をいたします。  3回目は、要望にしておきますので、お答えは結構でございます。本日まで3日間各議員から市長に対し質問がされたわけでありますが、今回のように多くの傍聴者が来庁され、議会の様子を見ていただいたことは、新市長への期待と石岡市がどう変わっていくか、どのように変わったのかの関心のあらわれではないかと思います。そこで、私も市民の1人として何点か希望をすることを述べてみたいと思います。  市長は、一昨日の原田議員の質問の中で、どうして市長に選ばれたと思いますかとの問いに、対話を重点にした公約に共鳴したのではないかと感想を述べられました。しかし、私はそうではなく、今石岡に求められている強いリーダーシップを木村市長には期待されたのではないかと思います。第1回の質問にも例に挙げました島根県出雲市岩国哲人氏でありますが、氏は市長就任早々、自分は4年間で10年分の仕事をしようと決意し、自分への挑戦を開始したと言います。そして4年間、1460日をどう使うかと立ち上がったわけであります。そしてその政治姿勢は行政は最大のサービス産業であるとの認識から行政改革に着手したわけであります。そして市長就任2年目にして、社団法人日本能率協会が毎年優秀企業を発表しておりますが、その中で1991年度においては一流企業の9社のトップに出雲市役所が入ったとあります。ここで私は感じ入ることは、長のやる気がどれだけ庁内を変え、そして市民を変え、そして誇りあるこの市長のためにこうなったんだという大きな希望がわくのではないかと考えられます。  そこで、木村市長は一昨日の鈴木重夫議員の質問の選挙公約の新石岡主義はどのようなことなのかとの問いに対し、未来の福祉都市を考えている。具体的にはどのようなことかとの問いには、主義やイテオロギーを言ったのではない、御理解を賜りたいとのことでございます。しかし、先ほど申し上げました岩国氏は行政は最大のサービス産業である。そして1期4年間1,460日をどう使うかという、この決意で立ち上がられたということです。この決意が当然行動としてあらわれるわけであります。木村市長は市長候補のときに、パンフレットの中で「私は若いです。20年以上働けます」というような趣旨のパンフレットを市民にお示しをしました。しかし、片方では4年間で10年分やるというのと、20年間で行政をやるというのは当然行動としては、とらえ方としてはそのやる気という気は当然いいあんばいにやっていけばいいんじゃないかということとの4年間で終わるんだという決意はおのずから違ってしまうんではないかというのが私が感じた、1人の人が決意したということはどれだけの人を奮起し、そしていくかということの実例を今申し上げたわけであります。そして、岩国氏においては、まず市庁舎の中において我々よく使う言葉でありますが、「検討します、前向きに考えております」これをまず廃止するということが行政改革の一歩だと、こういうことで職員には検討します、前向きに考えます、これをまず禁止したと、こういうことであります。そしてその答えに対してはできるかできないか、できなかったらばいつまでにやるか、来週までか1カ月後か3カ月後か、こういうことの姿勢で取り組んできたと言われております。そしてまず何からやるかといえば、お金がない、予算がない、そういうようなこれは全部行政の言い逃れであると、そして職員は退職のない首切りのない、そういう中で結局では何を自分はこの職場において残していくのか、こういう意識を変えさせたと、こういうようなことであります。ですから、この意識改革こそが市長が求める、この新石岡には一番大事なことではないかと、私は市長が御理解いただきたい、御理解いただきたいというその言葉の裏には、こういうことがあるんじゃいなかということで、私自身は理解したわけです。そういう意味で、市長においてはこれから市民の多くの期待があるわけでありますから、ぜひともその期待に恥じることなく、やればできるんだという決意で今後20年とは言わず、4年間で仕上げるんだと、こういう決意をもって頑張っていただきたいと思うんです。そして市民の対話、先ほども寺内議員が言いましたけれども、確かに候補者のときには毎日、毎日市民のところを歩けたと思いますが、公務多忙なときにはそういうことはできません。しかし、先ほど何回も何回も市長は市民と対話、市民と対話、具体的に何なんだと、これが出ておりません。私は非常に残念だと、市長室をあけておくから、来い来いといっても、それは先ほどもいった5W1H、何も意味がなければ市長に会えません。しかし、市長が出ていくというんであれば、具体的には各地区公民館等利用して、月の1回、月曜日なら月曜日は皆さんとお会いしたいと、そういうことで具体的に何の地区公民館等を利用して、そういうところで公務のないときにお会いしたらいいでしょう。そうすればきょうは市長に会える、文句も言えるということで、そういう具体的なことを皆さんが今までの質問で要求したと思うんです。そういう日程を組めば、それは市長は前向きに、今まで来なかったけれども、来てくれたということでの具体的な方法としてはできるんではないかと思います。それがただ市長と皆さんと対話して云々といっても具体的な方法が出されないから、皆さん今までも何回も何回もどうなんだと言っても、御理解を賜りたい、御理解できないから聞いてるわけで、具体的なそういういつどこで、こういうことをやるんだということを言っていただければ、皆さん御理解するんではないかと、このように思います。  そういう意味で、ひとつこれから予算の段階になります。いよいよ前市長の継続とはいっても、木村市長の新しいカラーがこれから問われるわけでありますので、ひとつ特段の御努力を、そして4年間でなし遂げるんだと、こういう意気で頑張ってほしいと思います。要望だけにしておきます。以上です。 62 ◯議長(金井一夫君) 以上で、通告による質問は終了いたしましたので、これをもって市政一般に関する質問を終結いたします。  以上で本日の議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  次会は明1月17日、定刻より会議を開き、議案に対する質疑を行います。                 午後4時40分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...